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編集部
国内の暗号資産交換業者のうち、主な5社(コインチェック・bitFlyer・bitbank・GMOコイン・SBI VCトレード)の公式の手数料表と取扱銘柄のページを、2026年10月3日に1社ずつ開いて確かめました。公式に書かれていない金額は、推測せず「記載なし」「未確認」としています。
■草コインの取引所を比べるときの3つのポイント
1. 目当ての銘柄が、取引所(板)にあるか
同じ銘柄でも、会社を相手に売買する「販売所」だけの会社と、利用者どうしで売買する「取引所(板)」でも扱う会社があります。販売所の価格には、売値と買値の差(スプレッド)が含まれます。
例:手数料相当額が片道5%として、1万円分を買ってすぐ売った場合(当サイトの計算)
10,000円 ×(1 − 0.95 × 0.95)
約975円 減る
コインチェックの販売所の手数料相当額は「0.1〜5.0%」(一部の銘柄は1.7%〜7.0%)と公式に書かれています。上の例は、その上限に近い5%を仮に当てはめたものです。板取引なら、手数料はおおむね0.15%以下(各社の手数料表)で、差は小さくありません。
2. 日本円の出金手数料
利益を確定して日本円を銀行に戻すたびに、出金手数料がかかる会社があります。1回あたりは数百円でも、回数が重なると差になります。
3. 暗号資産の送付手数料と、送付への対応
ほかの取引所や自分のウォレットへ送るときの手数料は、会社と銘柄で大きく違います。また、bitFlyerはドージコインの送付と預入に対応していないなど、そもそも送れない銘柄もあります。
■比べるときの注意点
「手数料無料」は、どの手数料かを確かめる
「販売所の売買手数料は無料」と書かれていても、スプレッドは別にかかります。bitFlyerは「購入価格と売却価格の差であるスプレッドをお客様にご負担いただいております」と明記しています。無料なのが売買手数料か、出金か、送付かを、項目ごとに見る必要があります。
金融庁の一覧と、各社のページがずれることがある
金融庁の登録業者一覧(2026年9月1日現在)ではPEPEを扱う業者にSBI VCトレードが入っていますが、同社のVCTRADEサービスの取扱一覧にPEPEはありませんでした(同社はBITPOINTサービスも運営)。売買できるかは、使うサービスのページで確かめてください。そのBITPOINTサービスでも、PEPEの取扱いは2026年10月28日に廃止される予定です(購入は10月7日まで)。
出金手数料は、金額や銀行で変わる
bitFlyerは出金先が三井住友銀行かどうかと金額で、bitbankは金額で、出金手数料が変わります。下の比較では、1回3万円以上を出金する場合で計算しています。
編集部
■取引所を比べる手順
目当ての銘柄を決める
DOGE・SHIB・PEPEなど、扱いたい銘柄を決めます。国内で扱いのない銘柄は、どの会社でも売買できません。
その銘柄が板にある会社を探す
下の表の「取引所(板)」の欄を見ます。板が無ければ、販売所の価格差を受け入れることになります。
出金と送付の回数を考えて、年間の手数料を比べる
日本円の出金や、ほかへの送付をよく使う方は、無料の会社が向いています。
■主な5社を比較:草コインの扱いと手数料
比較の前提
各社の公式の手数料表・取扱銘柄のページを2026年10月3日に確認しました。金額は公式の表示のまま(税込の表示がある会社はそのまま)です。「当サイトの計算」とあるものは、公式の手数料に回数を掛けたものです。SBI VCトレードの取引所(板)の対象は8銘柄で、DOGE・SHIBは販売所での扱いです。
ミームコイン4銘柄の扱い
← 横にスクロールできます →
| 項目 | コインチェック | bitFlyer | bitbank | GMOコイン | SBI VCトレード |
|---|---|---|---|---|---|
| DOGE | 販売所・取引所 | 販売所(送付・預入は非対応) | 取引所 | 取引所(板) | 販売所 |
| SHIB | 販売所・取引所 | 販売所 | 取扱なし | 取扱なし | 販売所 |
| PEPE | 販売所・取引所 | 販売所 | 取扱なし | 取扱なし | VCTRADEサービスの一覧に無し |
| MONA | 販売所・取引所 | 販売所・Lightning現物 | 取引所 | 取扱なし | 取扱なし |
| 4銘柄のうち板で売買できる数 | 4銘柄 | 1銘柄 | 2銘柄 | 1銘柄 | 0銘柄 |
各社の公式ページより(2026年10月3日確認)
取引の手数料
← 横にスクロールできます →
| 項目 | コインチェック | bitFlyer | bitbank | GMOコイン | SBI VCトレード |
|---|---|---|---|---|---|
| 販売所 | 無料(手数料相当額 0.1〜5.0%。一部の銘柄は1.7%〜7.0%) | 無料(購入価格と売却価格の差=スプレッドを負担) | 手数料ページに販売所の記載なし(販売所は1円から購入可と公式に記載) | 無料 | 無料 |
| 取引所(板) | DOGE・SHIB・PEPE・MONA:Maker 0.000%/Taker 0.000%(取引所はPCのブラウザで利用。アプリからは不可) | Lightning現物はBTC・ETH・XRP・XLM・MONAなど。0.01〜0.15% | DOGE・MONA:Maker -0.02%/Taker 0.12% | DOGE:Maker -0.03%/Taker 0.09%(アプリでも板取引可) | BTC・ETH・XRPなど8銘柄だけ(DOGE・SHIBは販売所)。メイカー -0.01%/テイカー 0.05% |
| 口座開設・維持 | 手数料ページに記載なし | 作成・維持とも無料 | 開設・維持とも無料 | 口座開設手数料は無料(よくある質問) | 開設・維持とも無料 |
各社の公式の手数料表より(2026年10月3日確認)
日本円の出金手数料と、年12回出金した場合の合計
| 会社 | 1回あたり | 年12回の合計 |
|---|---|---|
| GMOコイン | 0円 | 0円 |
| SBI VCトレード | 0円 | 0円 |
| コインチェック | 407円 | 4,884円 |
| bitFlyer(三井住友銀行へ) | 440円 | 5,280円 |
| bitFlyer(ほかの銀行へ) | 770円 | 9,240円 |
| bitbank | 770円 | 9,240円 |
1回3万円以上を出金する場合。年12回の合計は当サイトの計算(1回あたり × 12)。GMOコインは大口出金のとき400円
年12回出金したときの差(当サイトの計算)
770円 × 12 − 0円 × 12
9,240円
出金手数料が無料のGMOコイン・SBI VCトレードと、1回770円の会社では、毎月1回出金すると1年で9,240円の差になります。出金をあまりしない方には小さな差ですが、こまめに日本円へ戻す方には効いてきます。送付できない銘柄や誤送付の扱いは出金・送金の手数料と注意点にまとめています。
暗号資産の送付手数料
| 会社 | 送付手数料(草コイン関係) |
|---|---|
| コインチェック | DOGE 5 DOGE。SHIB・PEPEはネットワーク手数料に応じて変わる |
| bitFlyer | SHIB 320,000 SHIB/PEPE 964,000 PEPE。DOGEは送付に非対応 |
| bitbank | DOGE 5 DOGE |
| GMOコイン | 無料 |
| SBI VCトレード | 無料(他社から送るときの送付手数料は自己負担) |
各社の公式の手数料表より(2026年10月3日確認)
編集部
■比較してわかった、条件別の取引所
紹介するのは、金融庁・財務局に登録された国内の業者だけです。
SHIB・PEPE・DOGEを板取引で確かめたい方:コインチェック
3銘柄に加えてMONAも、取引所(板)で売買できます。
- ✔ DOGE・SHIB・PEPE・MONAの取引所手数料は Maker 0.000%/Taker 0.000%(取引所はPCのブラウザで利用。アプリからは不可)
- ✔ 取扱いを終えた銘柄と日付を「終値一覧」で公開している
- ✔ DOGEの送付手数料は 5 DOGE と公式に明記
【料金・基本情報】
| 日本円の出金 | 407円 |
|---|---|
| 販売所 | 無料(手数料相当額 0.1〜5.0%。一部の銘柄は1.7%〜7.0%) |
| 暗号資産の送付 | DOGE 5 DOGE。SHIB・PEPEはネットワーク手数料に応じて変わる |
手数料・口座開設・退会の条件は、コインチェックのレビューで詳しく確かめています。
出金も送付も、手数料をかけたくない方:SBI VCトレード
日本円の入出金、暗号資産の入出庫、口座の開設・維持が、すべて無料です。
- ✔ DOGE・SHIBを扱う(VCTRADEサービス)
- ✔ 取引所(板)の手数料:BTC・ETH・XRPなど8銘柄だけ(DOGE・SHIBは販売所)。メイカー -0.01%/テイカー 0.05%
- ✔ DMM Bitcoin・BITPOINTの利用者の移管先にもなっている
【料金・基本情報】
| 日本円の入出金 | 無料 |
|---|---|
| 暗号資産の入出庫 | 無料(他社から送るときの送付手数料は自己負担) |
| PEPE | VCTRADEサービスの一覧に無し |
手数料・口座開設・退会の条件は、SBI VCトレードのレビューで詳しく確かめています。
ドージコイン中心で、出金を無料にしたい方:GMOコイン
日本円の出金と、暗号資産の送付が無料です。
- ✔ DOGEを取引所(板)でも扱い、アプリでも板取引ができる
- ✔ 即時入金も無料(振込入金は振込手数料が自己負担)
- ✔ 口座開設手数料は無料と、公式のよくある質問に明記
【料金・基本情報】
| 日本円の出金 | 無料(大口出金は400円) |
|---|---|
| 取引所(板) | DOGE:Maker -0.03%/Taker 0.09%(アプリでも板取引可) |
| SHIB・PEPE | 取扱なし |
手数料・口座開設・退会の条件は、GMOコインのレビューで詳しく確かめています。
このほか、bitbankはDOGE・MONAを板取引で扱い(Maker -0.02%/Taker 0.12%)、板で売買できる銘柄が多い会社です。bitFlyerはSHIB・PEPE・DOGEを販売所で扱い、SHIBは最小1,000 SHIB、PEPEは最小640 PEPEから注文できます。いずれも金融庁・財務局に登録された業者です。
出金手数料が無料の会社を、どなたにもおすすめはしない理由
- GMOコインはSHIB・PEPEを扱っていません
- SBI VCトレードのVCTRADEサービスの一覧には、PEPEがありませんでした
- 目当ての銘柄が板に無ければ、販売所の価格差のほうが出金手数料より大きくなることがあります
暗号資産の取引についてのご注意
コインチェック株式会社(暗号資産交換業者 関東財務局長 第00014号)、SBI VCトレード株式会社(暗号資産交換業者 関東財務局長 第00011号)、GMOコイン株式会社(暗号資産交換業者 関東財務局長 第00006号)は、金融庁・財務局に登録された暗号資産交換業者で、一般社団法人日本暗号資産等取引業協会の会員です。暗号資産は、日本円やドルなどの法定通貨ではありません。価格が大きく変動するため、取引によって損失が生じるおそれがあります。また、暗号資産は、受け取る側の同意がある場合に限り、代金の支払いに使うことができます。お取引の前に、各社の取引説明書などをお読みください。
■口座を開く前に、確かめておきたいこと
この5つを公式ページで確かめておくと、あとで差が出にくくなります
- □ 目当ての銘柄が、販売所と取引所(板)のどちらにあるか
- □ 日本円の出金手数料(銀行・金額による違い)
- □ 目当ての銘柄の送付手数料と、送付に対応しているか
- □ 最小の注文数量
- □ 取扱いを終えるときの扱い(お知らせの出し方・換金の方法)
■取引所の比較についてよくある質問
Q. 草コインの取引に向いている国内の取引所はどこですか?
A. 何を重視するかで変わります。今回の5社では、SHIB・PEPE・DOGEの3つを板取引で売買できたのはコインチェック、出金も送付も無料なのはGMOコインとSBI VCトレードでした。
Q. 出金手数料が無料の取引所はありますか?
A. GMOコイン(大口出金は400円)とSBI VCトレードは、日本円の出金手数料が無料と公式に書かれていました。コインチェックは407円、bitFlyerは220〜770円、bitbankは550円(3万円以上は770円)です。
Q. BITPOINTの手数料は比べていないのですか?
A. BITPOINTは、SBI VCトレードが運営するサービスになっています(SBI VCトレードの公式サイトに「VCTRADEサービスとBITPOINTサービス」と記載)。BITPOINTの公式サイトは今回の作業環境から開けず、手数料を確かめられなかったため、比較に入れていません。
Q. 複数の取引所に口座を作ってもよいですか?
A. 複数の会社に口座を持つことはできます。銘柄ごとに板がある会社と、出金が無料の会社を使い分ける方法もあります。その場合、税金の計算では、すべての取引所の取引をまとめて計算する必要があります。
■【まとめ】銘柄・板・出金と送付の3つで比べる
草コインを扱う取引所は、目当ての銘柄が板にあるか、日本円の出金と暗号資産の送付にいくらかかるか、の3つで比べると違いが見えてきます。今回の5社では、すべてがそろう会社はなく、板取引の広さならコインチェック、出金と送付の無料ならGMOコインとSBI VCトレードという結果でした。
まずは、ご自分が扱いたい銘柄を決めて、その銘柄の欄から見ていただくのが近道です。銘柄ごとに国内で扱う業者をもっと広く見たい方は、国内の取引所で買えるアルトコインの一覧もご覧ください。
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コインチェック株式会社(暗号資産交換業者 関東財務局長 第00014号)、SBI VCトレード株式会社(暗号資産交換業者 関東財務局長 第00011号)は、金融庁・財務局に登録された暗号資産交換業者で、一般社団法人日本暗号資産等取引業協会の会員です。暗号資産は、日本円やドルなどの法定通貨ではありません。価格が大きく変動するため、取引によって損失が生じるおそれがあります。また、暗号資産は、受け取る側の同意がある場合に限り、代金の支払いに使うことができます。お取引の前に、各社の取引説明書などをお読みください。
※記事内の手数料と取扱銘柄は、2026年10月3日に各社の公式サイトで確認した内容です。手数料は変わることがあります。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。「当サイトの計算」とある金額は、公式の手数料に回数を掛けたものです。当サイトは、特定の暗号資産の売買をおすすめするものではありません。
