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トランプコイン(TRUMP)は、2025年1月に発行されたSolana上のミームコインで、最高値をつけたあと、この1年でも価格が3割以下になりました。当サイトは、12か月後のトランプコインは220〜450円の範囲で上下している可能性が高いと見ています。国内では、BITPOINTが10月7日16時に購入の受付を終え、10月28日に取扱いを廃止する予定です。
チャート:TradingView(COINBASE:TRUMPUSD)
■トランプコインの価格の現在地(2026年10月5日)
今の値段は、発行直後の最高値から97%下で、この1年の値幅の中でも底に近い所にあります。8月には、18日の安値から29日までの11日間でほぼ2倍の438円まで上がり、9月に3割ほど戻しました。上にも下にも短い期間で大きく動く銘柄です。
■当サイトの12か月の見通し
| シナリオ | 12か月後 | 前提 |
|---|---|---|
| 弱気 | 150〜200円 | 8月の安値を割り込み、作成者側の保有分の放出が続くなかで、この1年の下げの半分ほどのペースが続く |
| 基本 | 220〜450円 | 6月以降と同じ範囲で上下する |
| 強気 | 500〜690円 | 相場全体が上向き、保有者向けの企画などで買いが続いて、2〜4月の水準に戻る |
トランプコインの12か月後の見通し(当サイト・2026年10月5日時点)
暗号資産には株のような目標株価や利益の予想が無いため、数字は過去1年に実際についた値段の節目に置きました。過去1年の値動きの大きさは年率でおよそ95%あり、統計の幅をそのまま使うと広すぎて目安にならないためです。弱気は、1年の下げの半分ほど(12か月で−4割前後)が続いた場合の計算で、今の値段からおよそ196円です。下側の150円は、1年の下げの4分の3ほど(−5割強)が続いた場合のおよそ151円にあたります。
基本:下げの勢いは弱まったが、上に引っぱる力も弱い
2025年11月から2026年8月中旬までは、毎月のように高値と安値を切り下げてきました。8月の安値のあとは、9月の安値が290円台、10月はここまで320円台と切り上がっています。一方で、8月下旬の急な上げは450円の手前で止まりました。下げの勢いは弱まった一方で、上の節目を超える材料も見えないため、この範囲で上下するのが基本の見方です。
弱気:出回る枚数が、まだ増えていく
CoinGeckoの表示では、出回っているのは発行上限の28.2%です。公式サイトによると、全体の80%は作成者側とCIC Digitalが持ち、配分先ごとの予定で3年かけて放出されます。発行から3年は2028年1月ごろにあたり(当サイトの計算)、この先12か月も新しく出てくる分を買い手が吸収し続ける必要があります。買い手が細れば、8月の安値を割り込む場面は十分にありえます。
強気:保有の量と期間で競う企画が、買いを支えるか
公式サイトの「Coin Club」は、TRUMPを持つ量と期間で順位を競い、上位の人がイベントに招かれる企画です。11月22日のワシントンでの夕食会(順位の確定は11月12日)、2027年2月のスーパーボウル(同2月7日)が予定されています。こうした企画が続いて買いが入り、相場全体も上向けば、2〜4月の水準に戻る道はあると見ています。ただ、順位が確定したあとに売りが出やすくなる面もあり、強気は条件がそろったときの姿です。
当サイトの判断
トランプコインは、出回る枚数が増え続ける重しがあり、12か月は6月以降の範囲での上下が続く可能性が高いと見ています。話題で短期に倍・半分と動く銘柄なので、持つなら、なくなっても困らない金額にとどめるのが現実的です。
- 発行上限の7割余りがまだ出回っておらず、作成者側の放出が続く
- 8月の安値のあとは安値が切り上がり、下げの勢いは弱まっている
- 世界全体の売買代金は1日あたり約240億円あり、国内の取扱いが減っても値段がつかなくなる心配は小さい
この見方が外れるのは、8月の安値を終値で割り込んだとき(弱気へ)か、相場全体が上向いたうえで450円を超えて定着したとき(強気へ)です。
■予想が外れる条件(リスク)
■トランプコインとはどんな銘柄か
Solscanの記録では、Solana上で最初に発行されたのは2025年1月17日です。最大の発行枚数は10億枚で、公開した日に出回ったのは2億枚でした。配分は次のとおりです。
| 配分先 | 割合 |
|---|---|
| 作成者側とCIC Digital | 80% |
| 流動性 | 10% |
| 一般への配布 | 10% |
公式サイトの「Allocation」より(合計100%)。このほか、3つのサービス提供者が報酬として0.14%を受け取るとされています
公式サイトの注意書きには、トランプ・オーガニゼーションの関連会社であるCIC Digital LLCと、Fight Fight Fight LLCが、上の表の「作成者側とCIC Digital」の分を持つこと、売買から収入を受け取る会社があることが書かれています(英語の原文を当サイトが要約しました)。
編集部
■国内でトランプコインを買える場所
金融庁の登録業者一覧(2026年9月1日現在)でTRUMPを扱う業者は、ビットトレード、SBI VCトレード、オーケーコイン・ジャパン、Binance Japanの4社です。このうちSBI VCトレードはBITPOINTサービスでの取扱いで、廃止の予定です。BITPOINTのお知らせも、ほかに扱う業者としてビットトレード、Binance Japan、オーケーコイン・ジャパンを挙げています。
| 業者 | トランプコインの扱い |
|---|---|
| ビットトレード | 取扱い中。販売所のみで、取引所(板)の通貨ペアは無し。出金手数料は0.3 TRUMP(手数料一覧・10月3日時点) |
| Binance Japan | 取扱い中(BITPOINTのお知らせより) |
| オーケーコイン・ジャパン | 取扱い中(BITPOINTのお知らせより) |
| SBI VCトレード(BITPOINTサービス) | 取扱い廃止の予定(日程は下の表) |
国内の登録業者の扱い(2026年10月5日時点)
BITPOINTの予定:トランプコインの取扱い廃止
| 発表 | 2026年9月4日(TRUMPを含む6銘柄) |
|---|---|
| 9月4日から | TRUMPの出金(ほかのウォレットや業者へ送ること)を受付 |
| 10月7日16時(予定) | 購入の受付を終了 |
| 10月28日13時(予定) | 売却と出金の受付を終了し、取扱いを廃止 |
| 廃止のあと | 残った分は、11月中を目処に市場価格で売却し、日本円で口座へ付与する予定 |
出典:BITPOINT「OSHI・JMY・DEP・BNB・PEPE・TRUMPの取扱廃止のお知らせ」(2026年9月4日)
BITPOINTのサービスは、年末ごろにSBI VCトレードのVCTRADEサービスへ移る予定で(SBI VCトレードの特設ページ)、VCTRADEの取扱い銘柄にトランプコインはありません。当サイトが提携を予定している取引所はトランプコインを扱っていないため、この記事に申し込みのボタンは置いていません。
BITPOINTで持っている方も、手放し方は選べます。
- ✔ 取扱いの廃止までは、BITPOINTで売却も出金もできる予定
- ✔ ほかの国内業者で持ち続ける道がある
- ✔ 何もしなかった分も、日本円になって口座に戻る予定
期限を控える
上の表にある、購入の終了と、売却・出金の終了の日時を手元にメモします。
売る・送る・待つを決める
送る場合は、送り先の業者がTRUMPの入金に対応しているか、SolanaとTRONのどちらで受け付けるかを、送る前に確かめます。送り方は出金・送金の記事、全体の流れは上場廃止になったらどうなる?にまとめています。
税金を考える
日本円に換えたときや、会社が売却して付与したときも、損益が出ることがあります。考え方は仮想通貨の税金の記事で整理しています。
■トランプコインについてよくある質問
Q. ビットトレードでトランプコインを買うときのコストは何ですか?
A. ビットトレードのトランプコインは販売所での売買のみで、買値と売値の差(スプレッド)が実質のコストになります。買う前に、画面に出る買値と売値を見比べておくと、差の大きさが分かります。
Q. トランプコインを今から買うのは、ありですか?
A. 当サイトは、出回る枚数が増えるあいだは6月以降の範囲での上下が続くと見ています。持つなら、8月の安値を割ったときにも持ち続けられる金額かどうかを先に考えておくと、慌てずに済みます。
Q. Coin Clubに参加するには、何が要りますか?
A. 公式サイトによると、メールアドレスでの登録とウォレットの接続が要り、順位に入るには1 TRUMP以上を持っている必要があります。招待やチケットは登録した本人に出され、ほかの人に譲ることはできません。
Q. SolanaとTRONのどちらで持っているかは、どう見分けますか?
A. 公式サイトによると、2つは同じコインで、ネットワークごとにコントラクトアドレスが違います。Solanaは「6p6xgH」、TRONは「TXZQuy」で始まるアドレスです。業者の入出金の画面に出るネットワーク名とあわせて確かめ、送り先と同じネットワークを選ぶと、送り間違いを防げます。
■【まとめ】トランプコインは「放出」と「8月の安値」を見ておく
トランプコインは、話題で大きく動く一方、作成者側の保有分の放出という重しを抱えた銘柄です。当サイトは、12か月は6月以降の範囲での上下が続くと見ています。次に見るのは、11月12日の夕食会の順位確定のあとの値動きと、8月の安値を割り込まないかの2点です。
BITPOINTで持っている方は、取扱い廃止の期限までに、売るか、ほかの国内業者へ送るか、日本円での付与を待つかを決めておくと落ち着いて動けます。
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この記事は、公表された数字・公開データ・市場予想をもとに当サイトの見方をまとめたもので、特定の売買をおすすめするものではありません。見方は記事の時点のもので、相場の先行きを保証するものではありません。暗号資産は値動きが大きく、元本を割り込むおそれがあります。お取引はご自身の判断と責任で行ってください。
