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フレア(FLR)は、XRPなどスマートコントラクトを持たない通貨を、分散型金融(DeFi)に使えるようにすることを目指すブロックチェーン「Flare」の暗号資産です。この記事では、どんなチェーンか、2023年のXRP保有者への配布は何だったのか、発行枚数とインフレ率、チャート、日本で買える取引所とステーキングの有無を、公式のドキュメントとSBI VCトレードの公式ページで整理しました。確かめられなかった点は、そのように書いています。値段の予想は書いていません。
先に結論をお伝えします。金融庁の登録業者一覧(2026年9月30日現在)でフレアを載せているのは4社です。公式ページで取扱いを確かめられたのはSBI VCトレードで、販売所で1FLRから買え、ステーキングの対象にも入っています。
■フレア(FLR)とは?XRPをDeFiで使うことを目指すチェーン
公式サイトは、Flareを「EVM-compatible Layer 1 with enshrined data protocols(データのプロトコルを組み込んだ、EVM互換のレイヤー1)」と説明しています。EVM互換とは、イーサリアム向けに作られたプログラムを使えるということです。特徴は、チェーンそのものにデータの仕組みが組み込まれている点です。
| 仕組み | 公式の説明 | 出典 |
|---|---|---|
| FTSO | 分散型の価格データを提供する、チェーンに組み込まれたオラクル | 公式ドキュメント |
| FDC | 外部のデータをFlareのEVMの状態に取り込むため、検証する組み込みのオラクル | 公式ドキュメント |
| FAssets | XRPのようにスマートコントラクトを持たないネットワークを、担保を多めに預ける形でFlareにつなぐ橋 | 公式ドキュメント |
| 合意形成 | PoS。Avalancheのコンセンサス「Snowman++」を使い、ブロック時間は約1.8秒 | 公式ドキュメント |
2026年11月3日確認。数字や性能は公式側の説明で、第三者の測定ではありません
オラクルとは、チェーンの外にある情報(たとえば価格)をチェーンの中で使えるようにする仕組みのことです。Flareは、この仕組みを後から足すのではなく、最初からチェーンの一部に組み込んでいる、と説明しています。公式ドキュメントでは、取引手数料はすべて焼却される(バーンされる)とも書かれています。
ゆうと
■フレアはどこの国?誰が作ったチェーン?
SBI VCトレードのフレアのページは、FLRを「Flare Networksのネイティブトークン」と説明し、「RippleX(旧称Xpring)が出資するプロジェクト」としています。一方で、開発元の法人名や所在地は、このページにも公式のドキュメントにも書かれていませんでした。Flare FoundationやFlare Labsという名前はトークンの配分先として出てきますが、どこの国の法人かは、当サイトでは確かめられていません。
「イギリスの会社」といった説明を見かけることがありますが、当サイトが読んだ公式の資料からは確かめられなかったため、国名は書かないでおきます。
■フレアの発行枚数は?XRP保有者への配布とインフレ率
FLRで最もよく話題になるのが、XRPを持っていた人への配布です。SBI VCトレードのページによると、2020年12月12日(日本時間午前9時)のスナップショット時点のXRPの保有数量に応じて、FLRが付与されました。公式ドキュメントは、最初の配布(4,278,738,206 FLR)が2023年1月9日に、2020年12月12日時点でXRPを持っていたウォレットへ行われた、と書いています。
| 項目 | 内容 | 出典 |
|---|---|---|
| 最初の配布 | 2023年1月9日。2020年12月12日時点のXRP保有者へ(4,278,738,206 FLR) | 公式ドキュメント |
| FlareDrops | 36か月の配布スケジュールが、2026年1月30日に完了 | 公式ドキュメント |
| インフレ率(FIP.01) | 1年目10%、2年目7%、3年目以降5% | 公式ドキュメント |
| インフレ率の引き下げ(FIP.16) | 年5%から3%へ、上限を50億FLRから30億FLRへ。投票は2026年4月24日に終了。一部はハードフォークが必要で、段階的に適用 | 公式ドキュメント |
| バーン | 2024年10月から2026年1月まで、毎月約6,600万FLRを焼却する予定 | 公式ドキュメント |
2026年11月3日確認。英語の原文を当サイトが訳しました
発行枚数については、公式ドキュメントの中でも数字が一つに定まっていませんでした。「ネットワークの開始時に1,000億FLRが作られた」という記載がある一方、同じページにはFIP.01で初期の供給量が150億FLRに下げられたという記載や、「総供給量1,101億のうち939億が流通する予定」という記載があります。SBI VCトレードのページは、発行可能数を「1,000億FLR」としています。
| 項目 | 内容 | 出典 |
|---|---|---|
| 総供給量 | 約1,069億FLR(2026年11月3日時点) | CoinGecko |
| 流通量 | 約877億FLR(総供給量の約82%) | CoinGecko |
| 最大供給量 | CoinGeckoでは設定なし | CoinGecko |
2026年11月3日確認。公式の記載と数字が異なる点は、上の本文のとおりです
つまり、発行枚数は「いくつ」と言い切りにくく、年ごとのインフレ率の定めと、焼却の組み合わせで増減する仕組みです。数字で比べたいときは、どの資料の何年何月の値かをそろえて見る必要があります。
■フレアのチャートは?2025年11月からの値動き
2025年11月3日と比べると、フレアは約61.7%下がっています。同じ期間に、ビットコインは円建てで約29%下がっています。この期間の安値から高値は約3.2倍で、今は高値から約69%低い水準です。過去最高値は2023年1月9日の約19.79円で、そこからは約95%下がっています。年率の値動きは約204%です。
| 月 | 日次の値の範囲(円) |
|---|---|
| 2025年11月(3日から) | 1.9〜2.5 |
| 2025年12月 | 1.7〜2.3 |
| 2026年1月 | 1.6〜2.9 |
| 2026年2月 | 1.5〜2.7 |
| 2026年3月 | 1.2〜3.0 |
| 2026年4月 | 1.2〜1.3 |
| 2026年5月 | 1.2〜1.5 |
| 2026年6月 | 1.1〜1.3 |
| 2026年7月 | 1.0〜1.1 |
| 2026年8月 | 0.9〜1.2 |
| 2026年9月 | 1.0〜1.2 |
| 2026年10月 | 0.9〜1.2 |
フレアの月別の日次の値(CoinGecko・円建て。2026年11月3日取得。小数第2位で四捨五入)
2026年3月に3円台に近づいたあと、4月以降は1円前後まで下がっています。この動きの理由は、当サイトでは確かめられていないため書いていません。
■フレアは日本のどこで買える?金融庁の一覧に載る4社
金融庁の暗号資産交換業者登録一覧(2026年9月30日現在)で、取り扱う暗号資産にフレア(FLR)を載せているのは、bitFlyer、ビットバンク、コインチェック、SBI VCトレードの4社です。登録上の取扱いなので、今も売買できるかは各社の取扱銘柄ページで別に確かめます。
公式ページで今の取扱いを確かめられたのはSBI VCトレードです。フレアのページによると、販売所サービス(現物)で1FLRから買えます。口座開設・口座維持・入金・入出庫の手数料は無料と、手数料のページに書かれています。
| 業者 | フレアの扱い | 公式 |
|---|---|---|
| SBI VCトレード | 販売所(現物)で1FLRから・ステーキング対象 | 公式サイト › |
公式ページで確認できた業者のみ掲載(2026年11月3日確認)。bitFlyer・ビットバンク・コインチェックは金融庁の一覧には載っていますが、当サイトは公式ページで今の売買の可否を確かめていません
計算の例(販売所の最小の買い方)
| 最小の1FLR | 1 × 0.95円 = 約0.95円 |
|---|---|
| 1万円で買える枚数の目安 | 10,000円 ÷ 0.95円 = 約10,562 FLR |
出典:最小単位はSBI VCトレードの記載。2026年11月3日の価格で当サイトが換算しました。販売所のスプレッドは含まず、実際の値段とは異なります
なお、海外の無登録の取引所でもフレアは売買されていますが、当サイトは、そうした取引所は紹介せず、買い方も書きません。国内で買う場合は、金融庁に登録された業者かどうかを、登録一覧でご確認ください。
■フレアのステーキングは?SBI VCトレードの対象に入っている
SBI VCトレードのステーキングのページは、フレア(FLR)のステーキングサービスを提供している、と案内しています。同ページには「年率7.1%(直近1か月間の当社実績値)」と、お客さまのステーキング報酬は「ステーキング実績の75%」という記載があります(2026年11月3日確認)。これは直近1か月の実績値で、将来の受取りを約束する数字ではありません。
公式ドキュメントでは、FLRをFTSOに「委任(デリゲート)」すると、標準のインフレ報酬を得られると説明されています。FlareDropsは2026年1月30日に終わっているため、それ以降は「FlareDropの報酬」の部分は付かない、とも書かれています。報酬の中身は、時期によって変わっています。申し込む前に、ページの注意書きで確かめてください。
フレアを国内で持つなら、SBI VCトレードで確かめられることがあります。
- ✔ 販売所で1FLRから買える(公式ページで確認)
- ✔ ステーキングの対象に入っている(公式ページで確認)
- ✔ 口座開設・口座維持・入金・入出庫の手数料は無料
暗号資産の取引についてのご注意
SBI VCトレード株式会社(暗号資産交換業者 関東財務局長 第00011号)は、金融庁・財務局に登録された暗号資産交換業者で、一般社団法人日本暗号資産等取引業協会の会員です。暗号資産は、日本円やドルなどの法定通貨ではありません。価格が大きく変動するため、取引によって損失が生じるおそれがあります。また、暗号資産は、受け取る側の同意がある場合に限り、代金の支払いに使うことができます。お取引の前に、各社の取引説明書などをお読みください。
取扱いを確かめる
買う前に、取扱銘柄のページで、今も売買できるかを確かめます。取扱いは終わることがあります。
ステーキングの条件を読む
年率は毎月変わる実績値です。報酬の分配率や、預けている間の扱いを、公式ページの注意書きで確かめます。
税金を考える
売買やステーキングの報酬で損益が出ることがあります。考え方は仮想通貨の税金の記事とステーキング・エアドロップの税金の記事で整理しています。
■フレアを持つ前に知っておきたい弱みとリスク
「XRPと連動して上がる」「配布を受けた人だけが得をする」といった言葉で、高い利益を持ちかける誘いには気をつけてください。登録業者の案内かどうかは、金融庁の一覧で確かめられます。詐欺の見分け方はラグプルの記事でも整理しています。
■フレア(FLR)についてよくある質問
Q. フレア(FLR)とは何ですか?
A. EVM互換のレイヤー1チェーン「Flare」の暗号資産です。価格データのオラクル(FTSO)などが、チェーンに組み込まれています。
Q. フレアのエアドロップとは何ですか?
A. 2020年12月12日時点でXRPを持っていた人に、FLRが配られたものです。最初の配布は2023年1月9日で、36か月の配布(FlareDrops)は2026年1月30日に完了しました。
Q. フレアの発行枚数は?
A. 公式ドキュメントの中でも数字が定まっていません。CoinGeckoの表示では、総供給量が約1,069億FLR、流通量が約877億FLRです。
Q. フレアは日本の取引所で買えますか?
A. 金融庁の一覧(2026年9月30日現在)では4社が載せており、公式ページで確かめられたのはSBI VCトレードの販売所です(2026年11月3日確認)。
Q. フレアのステーキングはできますか?
A. SBI VCトレードのステーキングの対象に入っています。年率は直近1か月の実績値で、毎月変わります。
Q. フレアの今後・将来性は?
A. 値段の見通しは書いていません。公式の資料から確かめられる材料は、36か月の配布が2026年1月に終わったこと、インフレ率を年3%へ下げる提案(FIP.16)の投票が2026年4月に終了し、段階的に適用とされていること、国内でSBI VCトレードが扱っていることの3つです。一方で、1年で値が大きく下がっている点も、あわせて知っておきたい事実です。
■【まとめ】フレアは配布が終わり、国内ではSBIで確かめられた
フレアは、XRPなどをDeFiで使うことを目指すFlareチェーンのコインです。2023年から続いたXRP保有者への配布は2026年1月に終わり、インフレ率の引き下げ(FIP.16)は段階的に適用されるとされています。国内で公式ページから確かめられたのは、SBI VCトレードの販売所とステーキングです。仕組みを知ったうえで、無理のない範囲でご検討ください。
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SBI VCトレード株式会社(暗号資産交換業者 関東財務局長 第00011号)は、金融庁・財務局に登録された暗号資産交換業者で、一般社団法人日本暗号資産等取引業協会の会員です。暗号資産は、日本円やドルなどの法定通貨ではありません。価格が大きく変動するため、取引によって損失が生じるおそれがあります。また、暗号資産は、受け取る側の同意がある場合に限り、代金の支払いに使うことができます。お取引の前に、各社の取引説明書などをお読みください。
※価格はCoinGecko(2026年11月3日取得)、仕組み・配布・インフレ率はFlareの公式サイトと公式ドキュメント、取扱い・ステーキングはSBI VCトレードの公式ページ(2026年11月3日確認)にもとづきます。
この記事は、公表された数字・公開データ・過去の値動きをもとに当サイトの見方をまとめたもので、特定の売買をおすすめするものではありません。見方は記事の時点のもので、相場の先行きを保証するものではありません。暗号資産は値動きが大きく、元本を割り込むおそれがあります。お取引はご自身の判断と責任で行ってください。
