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カントンコインはどこの国?DTCCとの関係と発行枚数・買える取引所

カントンコインはどこの国?

※この記事には広告が含まれます。記事内のリンクから口座開設などをされた場合、当サイトが紹介料を受け取ることがあります。紹介料の有無や額は、記事の内容や掲載の順番に関係しません。暗号資産の売買は、ご自身でご判断くださいますようお願いいたします。

カントンコイン(CC)は、証券会社や銀行などの金融機関が、取引の内容を隠したまま同じ台帳でやり取りできるように作られた「Canton Network」の暗号資産です。この記事では、何のためのチェーンか、どこの国の誰が作ったか、発行枚数、DTCC(米国の証券決済機関)との関係、チャート、日本で買える取引所とステーキングの有無を、公式の資料と数字で整理しました。確かめられなかった点は、そのように書いています。値段の予想は書いていません。

先に結論をお伝えします。金融庁の登録業者一覧(2026年9月30日現在)でカントンコインを載せているのは2社で、そのうち公式ページで取扱いを確かめられたのはSBI VCトレードです。販売所で0.01 CANTONから買えます。一方、SBI VCトレードのステーキングの対象には入っていません。

目次

■カントンコイン(CC)とは?金融機関向けのチェーンの暗号資産

Canton Coin(カントンコイン)金融機関が取引の中身を隠したまま同じ台帳を使える「Canton Network」で、手数料の支払いと、貢献への報酬に使われる暗号資産

記号は「CC」です。SBI VCトレードの画面では「CANTON」と表示されます。

「カントンネットワーク」がチェーン、「カントンコイン」がその中で使うコインです

SBI VCトレードのカントンコインのページは、Canton Networkを「透明性と、金融機関が求めるプライバシーやコンプライアンス対応を両立することを目的に設計された」ネットワークと説明しています。参加する各機関が自分のノードを運用し、取引に関わる当事者だけが情報を共有する「選択的プライバシー」の仕組みです。

公式のホワイトペーパーによると、複数のアプリや台帳をつなぐ基盤は「Global Synchronizer(グローバル・シンクロナイザー)」と呼ばれ、独立した運営者「Super Validator(スーパーバリデーター)」が運営します。2023年6月にテストネット、2024年6月にメインネットが始まりました。

項目一般的な公開チェーンCanton Network
取引の見え方多くが全員に公開取引の当事者など、必要な相手だけ
主な利用者個人・開発者金融機関・企業を想定
コインの位置づけ手数料の支払いが必須なことが多い公式資料は「任意(オプション)」と説明

Canton Coin ホワイトペーパー(MiCA形式・2025年9月9日付)とSBI VCトレードの解説をもとに当サイトが整理しました。説明は公式側のもので、第三者の測定ではありません

ゆうと

ゆうと

ホワイトペーパーは、利用者がカントンコインを使わずにネットワークを使うこともできる、と書いています。チェーンが使われることと、コインが必要とされることは同じではない、という点は覚えておきたいところです。

■カントンコインはどこの国?誰が作ったチェーン?

ホワイトペーパーによると、プロトコルを最初に開発したのは、2015年創業の米国企業Digital Asset(本社はニューヨーク)です。現在の運営ルールは、米国デラウェア州の非営利法人「Canton Foundation」が見ています。登録上の住所はサンフランシスコです。財団は2024年6月24日に登録され、以前は「Global Synchronizer Foundation」という名前でした(SBI VCトレードの説明)。

項目内容出典
最初の開発Digital Asset(米国・2015年創業)ホワイトペーパー
運営ルールの管理Canton Foundation(米国の非営利法人)財団の公式サイト
Super Validatorの数61ノード(バリデーターは合計839)財団トップ・2026年11月3日確認
日本企業SBI Digital Asset Holdingsが財団の「Premier」会員財団トップ

2026年11月3日確認。財団トップの数字は、サイトに「Data Provided by The Tie」と表示されたものです

ホワイトペーパーは、カントンコインに「特定できる発行者はいない」とも書いています。ICOで売り出されたことはなく、ネットワークの運営やアプリの提供をした参加者が、プロトコルから直接コインを作る(ミントする)仕組みです。何かあったときに責任を問える発行会社がない、ということでもあります。

■カントンコインの発行枚数は?10年で1,000億CCのミント計画

SBI VCトレードのカントンコインのページは、発行可能枚数を「未定」と書いています。一方、ホワイトペーパーには、運営開始からの10年間で最大1,000億CCをミントできる、という計画が載っています。10年目以降は毎年25億CCです。

期間(運営開始から)1年あたり期間の合計アプリ提供者バリデーターSuper Validator
0〜0.5年400億200億15%5%80%
0.5〜1.5年200億200億40%12%48%
1.5〜5年100億350億62%18%20%
5〜10年50億250億69%21%10%
10年目以降25億毎年25億75%20%5%

出典:ホワイトペーパー(2025年9月9日付)のMinting Curveを、当サイトが日本語の単位に直しました。Super Validatorの投票で変わりうる、と同書は注記しています

この「ミント」は、上限までの枠です。もう一つの柱が「Burn-Mint Equilibrium(焼却とミントの均衡)」です。ホワイトペーパーによると、利用者はドル建ての手数料を、カントンコインを焼却して支払います。使われるほど焼却が増え、枠の分だけミントが入る、という設計です。10年目以降は、1年に25億CCを焼却すると、流通量が横ばいになる計算だと同書は説明しています。

財団のサイト(canton.foundation)は、コインの供給量を「40B(400億)」と表示しています。CoinGeckoの流通量も約400億CCで、ほぼ同じです。ただし、手数料の焼却量やミントの実績は、当サイトでは確かめられていません。

ゆうと

ゆうと

「焼却があるから供給が減る」とは限りません。公式資料は、供給の増減が価格に規則的に効くとは限らない、と自分で注記しています(SBI VCトレードのページも同じ注記)。

■カントンコインとDTCCの関係は?公式が発表している事実

「カントンコイン DTCC」で調べる方が多いため、確かめられた事実だけを並べます。

日付発表出典
2025年6月24日Digital Assetが1.35億ドルを調達。DRWとTradewebが主導し、DTCCやゴールドマン・サックスなども参加したDigital Assetの発表
2026年10月28日DTCC傘下のDTCが「DTCC Tokenization Service」を開始。現在つながっているのはCanton NetworkとDTCC独自のBesuネットワーク。ほかのネットワークは2027年に追加予定DTCCのプレスリリース

2026年11月3日確認。英語の原文を当サイトが訳しました

DTCCのリリースは、米国の証券を「トークン」の形に変えて、金融機関がデジタルウォレットで受け取れるサービスだと説明しています。20の参加機関が契約を結んだと書かれています。Canton Networkの案内ページにも、米国債・株式・ETFのトークンをCantonで扱うための資料が載っています。

ここで大切なのは、これは「チェーンが使われる」話だという点です。カントンコイン(CC)が、その利用で買われる、とは書かれていません。前の章のとおり、コインの利用は任意です。当サイトは、DTCCの利用がCCの需要にどれだけつながるかを、確かめられていません。

■カントンコインのチャートは?2025年12月の安値から2026年2月の高値まで

チャート:TradingView(KRAKEN:CCUSD)

カントンコイン(CC)の現在地

現在値約14.98円
2025年11月10日からの騰落-28.4%
高値(日次)約29.33円(2026年2月3日)
安値(日次)約9.67円(2025年12月6日)
値幅の中の位置安値から27%の所
時価総額約5,990億円
24時間の売買代金(世界の合計)約16億円
流通量約400億

出典:CoinGecko(円建て・2026年11月3日取得)。CoinGeckoの日次データは2025年11月10日からです

2025年11月10日と比べると、カントンコインは約28.4%下がっています。同じ期間に、ビットコインは円建てで約24.3%下がっています。この期間の安値から高値は約3倍で、そこから今は約49%下がっています。年率の値動きは約96%でした。

月日次の値の範囲(円)
2025年11月(10日から)11.8〜20.9
2025年12月9.7〜23.2
2026年1月18.6〜27.9
2026年2月24.1〜29.3
2026年3月22.5〜26.4
2026年4月22.3〜25.3
2026年5月22.8〜26.5
2026年6月23.6〜26.5
2026年7月19.4〜22.9
2026年8月14.4〜19.7
2026年9月14.1〜21.6
2026年10月14.9〜20.4

カントンコインの月別の日次の値(CoinGecko・円建て。2026年11月3日取得)

2026年2月から6月は、おおむね22〜29円の範囲でした。7月から下がり、8月以降は14〜20円台で動いています。この動きの理由は、当サイトでは確かめられていないため書いていません。CoinGeckoの表示では、過去最高値は2026年2月3日の約30.23円で、今の値段はそこから約50%低く、並ぶには今の約2倍が要ります。

■カントンコインは日本のどこで買える?金融庁の一覧に載る2社

金融庁の暗号資産交換業者登録一覧(2026年9月30日現在)で、取り扱う暗号資産にカントンコイン(CC)を載せているのは、SBI VCトレードとオーケーコイン・ジャパンの2社です。コインチェック、GMOコイン、bitFlyer、ビットバンクの欄には載っていませんでした。

公式ページで今の取扱いを確かめられたのはSBI VCトレードです。カントンコインのページによると、販売所サービス(現物)で0.01 CANTONから買えます。口座開設・口座維持・入金・入出庫の手数料は無料と書かれています(2026年11月3日確認)。販売所では、買う値段と売る値段の差(スプレッド)がかかります。違いは販売所と取引所の違いの記事にまとめています。

業者カントンコインの扱い公式
SBI VCトレード販売所(現物)で0.01 CANTONから公式サイト ›

公式ページで確認できた業者のみ掲載(2026年11月3日確認)。オーケーコイン・ジャパンは金融庁の一覧には載っていますが、当サイトは公式ページで今の売買の可否を確かめていません

計算の例(販売所の最小の買い方)

最小の0.01 CANTON0.01 × 14.98円 = 約0.15円
1万円で買える枚数の目安10,000円 ÷ 14.98円 = 約668 CC

出典:最小単位はSBI VCトレードの記載。2026年11月3日の価格(約14.98円)で当サイトが換算しました。販売所のスプレッドは含まず、実際の値段とは異なります

なお、ホワイトペーパーには海外の取引所の名前も出てきます。当サイトは、海外の無登録の取引所は紹介せず、買い方も書きません。国内で買う場合は、金融庁に登録された業者かどうかを先に確かめます。

■カントンコインのステーキングは?SBI VCトレードの対象には入っていない

SBI VCトレードのステーキングのページには、対象としてイーサリアム、ソラナ、トロン、カルダノ、ヘデラ、アバランチ、スイ、トンコイン、ポルカドット、ニアー、コスモス、フレア、アルゴランド、エックスディーシーの14銘柄が並んでいます。カントンコインは入っていません(2026年11月3日確認)。

仕組みの面でも、ホワイトペーパーが説明する報酬は、持っているだけで増えるものではありません。コインをミントできるのは、アプリを提供する側、バリデーター、Super Validatorです。しかも、コインの保有には「Holding fee(保有手数料)」という料金がかかる設計だとも書かれています(コインの粒の数に応じて時間ごと)。国内の取引所で「預けて増やす」使い方は、いまは確かめられません。

カントンコインを国内で持つなら、SBI VCトレードで確かめられることがあります。

  • ✔ 販売所で0.01 CANTONから買える(公式ページで確認)
  • ✔ 口座開設・口座維持・入金・入出庫の手数料は無料
  • ✔ 金融庁・財務局に登録された暗号資産交換業者

カントンコインの取扱いは、公式ページで確かめられます。

SBI VCトレードを見る›

口座開設・口座維持の手数料は無料と公式に記載

暗号資産の取引についてのご注意

SBI VCトレード株式会社(暗号資産交換業者 関東財務局長 第00011号)は、金融庁・財務局に登録された暗号資産交換業者で、一般社団法人日本暗号資産等取引業協会の会員です。暗号資産は、日本円やドルなどの法定通貨ではありません。価格が大きく変動するため、取引によって損失が生じるおそれがあります。また、暗号資産は、受け取る側の同意がある場合に限り、代金の支払いに使うことができます。お取引の前に、各社の取引説明書などをお読みください。

STEP 1

取扱いを確かめる

買う前に、取扱銘柄のページで、今も売買できるかを確かめます。取扱いは終わることがあります。

STEP 2

表示名を見分ける

記号は「CC」ですが、SBI VCトレードの画面では「CANTON」です。似た名前のコインと間違えないよう、公式の表記を確かめます。

STEP 3

税金を考える

売買で損益が出ることがあります。全体の考え方は仮想通貨の税金の記事で整理しています。

■カントンコインを持つ前に知っておきたい弱みとリスク

カントンコインを調べるときの注意点

  • △ 値動きが大きい:年率の値動きは約96%です。安値から高値まで約3倍に動き、高値から今は約49%下がっています
  • △ 最高値からの距離:2026年2月3日の最高値から約50%低い水準です
  • △ チェーンの利用とコインの需要は別:公式資料は、コインの利用を任意と説明しています。DTCCの発表は、コインが必要になるとは書いていません
  • △ 責任を問える発行者がいない:ホワイトペーパーは、特定できる発行者がいないと書いています
  • △ 供給の見通しが読みにくい:10年で1,000億CCのミント計画があり、焼却との差し引きの実績は確かめられていません。計画はSuper Validatorの投票で変わりえます
  • △ 国内で買える会社が少ない:公式ページで確かめられたのはSBI VCトレードの販売所だけです。取扱いは、将来変わりえます
  • △ 公式の説明は自己紹介:プライバシーや金融機関の採用は公式側の説明で、第三者が測った値ではありません

出典:canton.network、ホワイトペーパー、CoinGecko、SBI VCトレードの公式ページ

「DTCC公認」「大手銀行が買い支える」といった言葉で、高い利益を持ちかける誘いには気をつけてください。登録業者の案内かどうかは、金融庁の一覧で確かめられます。詐欺の見分け方は暗号資産の詐欺の相談先の記事に、草コイン全体の注意点は草コインとは?の記事にまとめています。

■カントンコイン(CC)についてよくある質問

Q. カントンコイン(CC)とは何ですか?

A. 金融機関向けに作られたCanton Networkで使うコインです。取引の当事者だけに情報を見せる仕組みを持ち、手数料の支払いや、ネットワークへの貢献への報酬に使われます。

Q. カントンコインはどこの国のコインですか?

A. 開発の中心はニューヨークのDigital Asset、運営ルールは米国デラウェア州の非営利法人Canton Foundationが見ています。特定の発行会社はありません。

Q. カントンコインの発行枚数は?

A. 運営開始から10年で最大1,000億CCをミントできる計画で、10年目以降は毎年25億CCです。手数料は焼却されます。財団の表示とCoinGeckoの流通量は、約400億CCです。

Q. カントンコインとDTCCの関係は?

A. DTCCの傘下のDTCが2026年10月28日に始めたトークン化サービスは、Canton Networkにつながっています。ただし、カントンコインの需要が増えるとは、公式は書いていません。

Q. カントンコインの今後・将来性は?

A. 公式の資料から確かめられる材料は3つです。DTCCのサービスがCantonにつながったこと、Digital Assetが1.35億ドルを調達したこと、10年の長いミント計画があることです。価格の予想は、当サイトでは書いていません。値段は2025年11月から約28.4%下がっていて、値動きの大きい銘柄です。

Q. カントンコインは日本の取引所で買えますか?

A. 金融庁の一覧(2026年9月30日現在)では2社が載せており、公式ページで確かめられたのはSBI VCトレードの販売所です。

Q. カントンコインのステーキングはできますか?

A. SBI VCトレードのステーキングの対象には入っていません(2026年11月3日確認)。

■【まとめ】カントンコインは、チェーンの使われ方とコインの需要を分けて読む

カントンコインは、金融機関向けのCanton Networkで使うコインです。DTCCのサービスがつながったことは公式に確かめられる出来事ですが、コインの利用は任意で、需要につながるかは確かめられていません。10年で1,000億CCのミント計画があり、値段は2025年11月から約28.4%下がっています。国内で公式ページから確かめられたのはSBI VCトレードの販売所で、ステーキングは対象外です。仕組みを知ったうえで、無理のない範囲でご検討ください。

国内でカントンコインを扱う会社のひとつです。

SBI VCトレードを見る›

買う前に、取扱銘柄のページで今の取扱いをご確認ください

暗号資産の取引についてのご注意

SBI VCトレード株式会社(暗号資産交換業者 関東財務局長 第00011号)は、金融庁・財務局に登録された暗号資産交換業者で、一般社団法人日本暗号資産等取引業協会の会員です。暗号資産は、日本円やドルなどの法定通貨ではありません。価格が大きく変動するため、取引によって損失が生じるおそれがあります。また、暗号資産は、受け取る側の同意がある場合に限り、代金の支払いに使うことができます。お取引の前に、各社の取引説明書などをお読みください。

※価格はCoinGecko(2026年11月3日取得)、仕組み・発行はCanton Networkの公式ホワイトペーパー(2025年9月9日付)とCanton Foundationの公式サイト、DTCCの発表はDTCCとDigital Assetの公式リリース(2026年11月3日確認)、取扱いは金融庁の登録業者一覧(2026年9月30日現在)とSBI VCトレードの公式ページによります(2026年11月3日時点)。英語の原文は当サイトが訳しました。

この記事は、公表された数字・公開データ・過去の値動きをもとに当サイトの見方をまとめたもので、特定の売買をおすすめするものではありません。見方は記事の時点のもので、相場の先行きを保証するものではありません。暗号資産は値動きが大きく、元本を割り込むおそれがあります。お取引はご自身の判断と責任で行ってください。

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この記事を書いた人

ゆうとです。仕事の合間にニュースやSNSで相場の話題を見るうちに、草コインやミームコインが気になるようになりました。ただ、値上がりの話の裏には、詐欺や上場廃止で大切なお金を失う方もいると知り、買う前に確かめたいと思っています。公式の発表や取引所のお知らせ、金融庁の登録一覧を読んで、仕組みとリスクを事実でお伝えします。運用の成績や保有している銘柄はお示しできませんが、調べたことは出典とあわせて書いています。

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