※この記事には広告が含まれます。記事内のリンクから口座開設などをされた場合、当サイトが紹介料を受け取ることがあります。紹介料の有無や額は、記事の内容や掲載の順番に関係しません。暗号資産の売買は、ご自身でご判断くださいますようお願いいたします。
トンコイン(TON)は、メッセージアプリ「Telegram」と結びついたブロックチェーン「TON」の暗号資産です。最近は名前が「Gram(グラム)」に変わったと伝えられ、公式サイトもGramと表記しています。この記事では、名前が変わった経緯、仕組み、手数料、Telegramとのつながり、1年で約42.4%下がったチャート、国内で買える会社を、公式の資料と数字で整理しました。確かめられなかった点は、そのように書いています。
■トンコイン(TON)はGramに改名した?名前の整理
TONの公式サイトは、基軸の暗号資産を「Gram」と呼び、「The coin was also known as Toncoin.(このコインはToncoinとも呼ばれていた)」と書いています。ブロックチェーンの名前は「TON(The Open Network)」のままです。
切り替えの日付について、Cointelegraphの報道は、2026年6月15日にティッカーがTONからGRAMに変わると伝えています。ただし、当サイトは公式の発表文そのものを読めていないため、日付は報道にもとづく情報です。CoinMarketCapの解説記事は、Gramが当初のTelegramの計画でのトークン名で、2020年に米国の規制当局との和解(返金12億ドル超)で計画が止まり、その後コミュニティが続けて「Toncoin」の名で知られるようになった、と書いています。
| 場所 | 呼び方 | 当サイトが確かめたこと |
|---|---|---|
| TONの公式サイト | Gram(GRAM) | 「Toncoinとも呼ばれていた」と記載 |
| CoinGecko | Gram(旧Toncoin) | 2026年10月29日の表示 |
| SBI VCトレード | トンコイン(TON) | 2026年10月29日の販売所ページの表記 |
| 金融庁の登録業者一覧 | TON(トン/トンコイン)、GRAM(グラム) | 2026年9月1日現在。会社によって載せ方が違う |
呼び方の違いは、同じ暗号資産を指していると当サイトは読んでいますが、各社の切り替えの扱いは公式で確かめていません
ゆうと
■TONとは?Telegramとの関係と、仕組みの特徴
| 項目 | 公式の説明 |
|---|---|
| 合意の方式 | Proof-of-Stake。多数のバリデーターが承認する。「Catchain 2.0」というSimplex系の方式を使う |
| ブロックの間隔 | 約0.4秒 |
| 確定までの時間 | 約0.6秒 |
| シャーディング | 負荷が増えると自動で「シャードチェーン」に分かれ、減ると戻る |
| 処理の仕方 | アクターモデルで、処理を並列に実行する |
| 処理能力 | 公開テストで「100K+ TPS」を確認したと表記 |
ton.orgの説明にもとづく整理。いずれもTON側の自己紹介で、第三者が測った値ではありません
つまり、TONは「分かれて並列に処理することで、速く、手数料を安定させる」ことを土台にしたチェーンです。数字は公式の表記で、当サイトは実測していません。
■Telegramの中で使えるもの:ウォレット・Stars・ギフト
TONの特徴は、Telegramとの結びつきです。公式サイトは、Telegramのアプリに組み込まれた、利用者が自分で鍵を持つ「Gram Wallet」を紹介しています。ここから、利用者どうしの送金や、ボット、ミニアプリとのやり取りができる、と書かれています。
| Telegramの機能 | 公式サイトの説明 |
|---|---|
| ミニアプリ・ボット | 開発者がTON Connectでブロックチェーンにつなぐ |
| ギフト | TON上のNFTに変換できる |
| ユーザー名・番号 | 「Collectible Numbers」などがブロックチェーン上で扱われる |
| Telegram Stars | Gramで購入でき、アプリ内のデジタル商品やサービスに使う |
| Telegram Premium | 暗号資産のウォレットで購入できる |
| TON Sites | Telegramのブラウザで閲覧できるウェブサイト |
出典:ton.org。利用者数や実際の使われ方は公式の表記で、当サイトは確かめていません
公式サイトは、Telegramの利用者が10億人以上いることを強みに挙げています。ただし、そのうち何人が実際にTONを使っているかは書かれていません。同じページにある「月間アクティブウォレット360万」が、公式の示す実際の利用の数字です。
■TONの手数料は?固定だと言われる理由
公式サイトは、Gramの送金は約0.00039 Gram、USDtの送金は約0.001 Gramで、「すべての手数料は固定で、ネットワークの負荷に左右されない」と書いています。今の価格(約197.56円)に当てはめると、Gramの送金1回は約0.077円です。
一方、開発者向けの手数料の資料を読むと、手数料は種類ごとに計算されます。保存料(ストレージ)、プログラムの計算にかかる料金(ガス)、メッセージを送るときの転送料などが合算され、それぞれの単価はネットワークの設定値で決まる、と説明されています。資料には具体的な金額の表はなく、当サイトも金額を確かめていません。
公式サイトの手数料の表記(TON)
| Gramの送金 | 約0.00039 Gram(約0.077円) |
|---|---|
| USDtの送金 | 約0.001 Gram |
| 負荷との関係 | 固定で、負荷に左右されないと説明 |
出典:出典:ton.org。円換算は2026年10月29日のCoinGeckoの価格(約197.56円)から当サイトが計算した参考値です
■GRAMの発行枚数は?上限と今の流通量
CoinGeckoの表示では、流通量は約28.4億、総供給量は約52.7億です。流通量は総供給量の約54%にあたります。上限(最大供給量)は、CoinGeckoでは設定されていません。
残りの約24.4億がどのように市場に出てくるかは、公式の原文では確かめられなかったため、書いていません。
■ステーキングはできる?国内の取扱い
SBI VCトレードは、ステーキングのページで、トンコイン(TON)を対象銘柄に入れています。ページには「年率10.9%」と表示され、注記は「直近1か月間の当社実績値」でした(2026年10月29日確認)。お客さまに渡る報酬は「ステーキング実績の75%」で、翌月15日までに付与されます。これは過去1か月の実績で、将来の受け取りを約束するものではなく、毎月変わります。ページの付与の例は2022年の日付のままで、対象銘柄は今後変わる可能性がある、とも書かれています。
公式サイトは、1 Gramから参加できるリキッドステーキングも紹介しています。こちらは国内の取引所の外の話になるため、当サイトでは手順を書きません。
■TONのチャートは?1年で約42%下落
チャート:TradingView(COINBASE:TONUSD)
同じ1年で、ビットコインは円建てで約25.7%下がっています。TONの下げは、その1.6倍です。月ごとの日次の値は、次のように動きました。
| 月 | 日次の値の範囲(円) |
|---|---|
| 2025年10月(29日から) | 331.4〜342.7 |
| 2025年11月 | 230.4〜356.1 |
| 2025年12月 | 226.7〜259.5 |
| 2026年1月 | 229.8〜297.2 |
| 2026年2月 | 204.3〜245.4 |
| 2026年3月 | 194.2〜223.0 |
| 2026年4月 | 193.4〜232.8 |
| 2026年5月 | 207.4〜425.7 |
| 2026年6月 | 243.1〜334.9 |
| 2026年7月 | 228.9〜288.8 |
| 2026年8月 | 207.9〜237.3 |
| 2026年9月 | 205.3〜256.8 |
| 2026年10月(29日まで) | 190.4〜248.6 |
TONの月別の日次の値(CoinGecko・円建て。2026年10月29日取得)
2026年5月に約207円から約426円まで上がり、その後は下げて、10月27日に1年の安値の約190円をつけました。この上下の理由は、当サイトでは確かめられていないため書いていません。
■TONの最高値はいくら?今との距離
CoinGeckoの円建ての表示では、過去最高値は2024年7月2日の約1308.93円です。今の値段は、そこから約85%低い水準で、最高値に並ぶには今の約6.6倍の値段が要ります。
■トンコインはどこで買える?国内の取扱い
金融庁の登録業者一覧(2026年9月1日現在)で、TONまたはGRAMを取扱い対象に載せているのは、SBI VCトレードや楽天ウォレットなど、一部の会社です。コインチェック、GMOコインは、この一覧のTONの欄に載っていません。登録上の取扱いなので、今も売買できるかは各社の取扱銘柄ページで別に確かめます。
公式ページで確かめられたのは、SBI VCトレードだけです。トンコインのサービスページで、販売所(現物)で0.01TONから買える、と案内しています。今の価格では、約2円分です。口座開設、口座維持、入金、入出庫の手数料は無料と書かれています。取引所(板取引)での扱いは、このページには明記されていません。販売所では、買値と売値の差(スプレッド)が別にかかります。
楽天ウォレットは、金融庁の一覧にTONが載っていますが、公式ページの中身を当サイトが確かめていないため、表に入れていません。
| 業者 | TONの扱い | 公式 |
|---|---|---|
| SBI VCトレード | 販売所で0.01TONから。ステーキングの対象 | 公式サイト › |
公式ページで確認できた業者のみ掲載(2026年10月29日確認)
トンコインを国内で買うなら、扱う会社が限られます。
- ✔ SBI VCトレードは、販売所で0.01TON(今の価格で約2円)から買える
- ✔ ステーキングの対象銘柄で、条件はページに公開されている(結果は毎月変わる)
- ✔ 金融庁・財務局に登録された暗号資産交換業者
暗号資産の取引についてのご注意
SBI VCトレード株式会社(暗号資産交換業者 関東財務局長 第00011号)は、金融庁・財務局に登録された暗号資産交換業者で、一般社団法人日本暗号資産等取引業協会の会員です。暗号資産は、日本円やドルなどの法定通貨ではありません。価格が大きく変動するため、取引によって損失が生じるおそれがあります。また、暗号資産は、受け取る側の同意がある場合に限り、代金の支払いに使うことができます。お取引の前に、各社の取引説明書などをお読みください。
扱う会社を選ぶ
金融庁の一覧でTONまたはGRAMを取扱い対象にしている会社を見つけ、各社の取扱銘柄ページで、今も売買できるかを確かめます。呼び名が会社ごとに違う場合があります。
送るときは先に確かめる
ほかの会社やウォレットへ送るときは、送り先がTONの入金に対応しているか、メモ(タグ)が要るかを先に確かめます。送り方は出金・送金の記事にまとめています。
税金を考える
売買や交換で損益が出ることがあります。ステーキングの報酬の扱いはステーキングの税金の記事で、全体の考え方は仮想通貨の税金の記事で整理しています。
■TONが伸びにくいと言われる点は?弱みと注意
■トンコイン(TON)についてよくある質問
Q. トンコイン(TON)とは何ですか?
A. Telegramの開発者とコミュニティが作ったブロックチェーン「TON」の基軸の暗号資産です。公式は、ブロックの間隔は約0.4秒、確定は約0.6秒と説明しています。
Q. トンコインはGramに名前が変わったのですか?
A. 公式サイトはGramと表記し、「Toncoinとも呼ばれていた」と書いています。報道は2026年6月15日の切り替えを伝えていますが、公式の発表文は当サイトでは確かめられていません。国内の販売所の表記は、SBI VCトレードで「トンコイン(TON)」でした。
Q. GRAMの発行枚数は?
A. CoinGeckoの表示では、流通量は約28.4億、総供給量は約52.7億で、上限は設定されていません。
Q. TONの手数料はいくらですか?
A. 公式サイトは、Gramの送金は約0.00039 Gramで、負荷に左右されない固定と書いています。今の価格で約0.077円です。
Q. TONの将来性は?
A. 公式の資料から確かめられる材料は3つです。取引が速く手数料が低い設計であること、Telegramのウォレットやミニアプリと結びついていること、名前の変更が進んでいることです。価格の予想は、当サイトでは書いていません。この1年で値段は約42.4%下がりました。
Q. トンコインのステーキングはできますか?
A. 国内では、SBI VCトレードがTONをステーキングの対象にしています。年率の表示は毎月変わる実績で、将来を約束するものではありません。
Q. トンコインは国内で買えますか?
A. SBI VCトレードの販売所で、0.01TONから買えます(公式ページで確認)。楽天ウォレットも金融庁の一覧に載っていますが、当サイトは公式ページを確かめていません。
■【まとめ】トンコインは、Telegramとの結びつきと名前の変化で読む
TON(Gram)は、負荷に応じてシャードに分かれて並列に処理し、約0.4秒でブロックを作るとうたうチェーンの暗号資産です。Telegramのウォレットやスターと結びつく点が、他のチェーンと違います。一方で、値段はこの1年で約42.4%下がり、名前の変更で表記も混ざり、国内で買える会社も限られます。持つ場合は、大きく動いても暮らしに響かない範囲にとどめます。
次に読む
比べる 草コインはどこで買う?国内で扱う69銘柄と取引所 › 銘柄ごとに、国内で扱う登録業者を一覧で見られます 次の疑問 SBI VCトレードの手数料は?出金0円、DOGEは送れない › TONを扱う会社のひとつ、SBI VCトレードの手数料と使い勝手をまとめています 別の道 スイ(SUI)とは?発行は100億枚・流通は4割・ステーキングの仕組み › 同じく国内でステーキングの対象になるチェーンです 税金 ステーキング報酬の税金はいつ?時価が収入、エアドロップは明記なし › 報酬を受け取ったときの税金の考え方を整理しています暗号資産の取引についてのご注意
SBI VCトレード株式会社(暗号資産交換業者 関東財務局長 第00011号)は、金融庁・財務局に登録された暗号資産交換業者で、一般社団法人日本暗号資産等取引業協会の会員です。暗号資産は、日本円やドルなどの法定通貨ではありません。価格が大きく変動するため、取引によって損失が生じるおそれがあります。また、暗号資産は、受け取る側の同意がある場合に限り、代金の支払いに使うことができます。お取引の前に、各社の取引説明書などをお読みください。
※価格はCoinGecko(2026年10月29日取得)、仕組み・手数料・Telegramとの関係はTON(ton.org・docs.ton.org)の公式ページ(2026年10月29日確認)、取扱いは金融庁の資料とSBI VCトレードの公式ページによります(2026年10月29日時点)。英語の原文は当サイトが訳しました。
この記事は、公表された数字・公開データ・過去の値動きをもとに当サイトの見方をまとめたもので、特定の売買をおすすめするものではありません。見方は記事の時点のもので、相場の先行きを保証するものではありません。暗号資産は値動きが大きく、元本を割り込むおそれがあります。お取引はご自身の判断と責任で行ってください。
