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ソラナ(SOL)とは?仕組みと2026年10月のAlpenglow、手数料・取扱い

ソラナ(SOL)2026年に仕組みが変わる

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ソラナ(SOL)は、アプリを動かす基盤として作られたブロックチェーン「Solana」のコインです。SOLは取引手数料の支払いやステーキングに使われ、CoinGeckoの流通量は約5.9億SOL、総供給は約6.4億SOLです。この記事では、まず公式の資料で仕組みを順に読みます。Solanaの公式ページでは、2026年10月に新しい合意の仕組み「Alpenglow」が本番で動き出したと案内されているため、その点も取り上げます。そのあとで値動きと国内の取扱いを確かめます。

目次

■ソラナ(SOL)とは?Solanaのコインの役割

ソラナSolana(SOL)

SOLはSolanaネットワークのネイティブなコインです。取引手数料の支払い、アカウントの保管料、ステーキングに使われます。

最小の単位は「lamport(ランポート)」で、公式の用語集では0.000000001 SOL(10億分の1)と説明されています

Solanaは、公式ドキュメントで「Mainnet(本番)」「Devnet(開発者の試験用)」「Testnet(ネットワーク更新の負荷試験用)」の3つのクラスターに分けて説明されています。本番のMainnetは、誰でも参加できる(パーミッションレスな)ネットワークで、そこで使うSOLは実際の価値を持つコインです。DevnetとTestnetのトークンには価値がありません。

国内の取引所では、SBI VCトレードのSOLのページが、ソラナを「2017年にAnatoly Yakovenkoらによって考案されたブロックチェーン・プラットフォーム」と紹介しています。同ページの基本情報では、発行開始は2020年3月16日です。

■ソラナの仕組みは?アカウント・プログラム・トランザクション

公式ドキュメントによると、Solanaのすべての状態は「アカウント」に保存されます。ネットワークは、32バイトのアドレスをキー、アカウントを値とするキー・バリューのストアとして状態を持ちます。アカウントに入るのは、実行できるコード(プログラムのアカウント)、プログラムの状態(データのアカウント)、システムのアカウント、ネットワーク全体の状態(sysvar)などです。

アカウントのデータを書き換えたり、lamportを引き出したりできるのは、そのアカウントを所有するプログラムだけです。コードと状態が別々のアカウントに分かれている点が、Solanaの設計の特徴です。

プログラムは、公式ドキュメントによると、LLVMでSolana Bytecode Format(sBPF)にコンパイルされ、実行できるアカウントに保存されます。開発には、AnchorやPinocchio、ネイティブのRustという方法があります。アップグレードできる形(loader-v3)で置かれたプログラムは、アップグレード権限が設定されている間は更新できます。この権限を取り消すと、プログラムは変更できなくなります。

ユーザー側の操作が「トランザクション」です。公式ドキュメントでは、1つのトランザクションに1つ以上の命令(instruction)と、署名、直近のブロックハッシュが含まれます。命令のどれか1つが失敗すると、トランザクション全体が失敗して状態の変更は元に戻ります。ただし、失敗した場合も手数料はかかります。

トークンはどう作られる?

Solana上のトークンは「SPLトークン」と呼ばれます。公式ドキュメントによると、トークンごとに「ミントアカウント」があり、総供給量・小数の桁数・発行権限・凍結権限が記録されます。持ち主ごと、トークンごとに「トークンアカウント」が別にあり、ウォレットは持つトークンの種類だけ、これを用意する必要があります。

ゆうと

ゆうと

草コインやミームコインの多くは、この仕組みで作られたSPLトークンです。発行権限や凍結権限が残っていないか、ミントアカウントを見て確かめられます。詳しい見分け方は、ラグプルの記事にまとめています。

■ソラナの手数料と保管料はいくら?

公式ドキュメントによると、基本手数料は署名1つにつき5,000 lamportsです。1 SOLは10億 lamportsなので、0.000005 SOLにあたります。今の価格(約15,745円)で計算すると、約0.079円です。この基本手数料は、50%が焼却され、50%がバリデーターに支払われます。

このほかに「優先手数料」があります。取引を早く処理してもらいたいときに、計算量(コンピュート・ユニット)に単価を付けて払う手数料で、公式は全額がバリデーターに支払われると説明しています。1つの命令の既定の上限は20万、1トランザクションの上限は140万コンピュート・ユニットです。

アカウントの保管料(レント)

アカウントをネットワークに置き続けるには、データの大きさに比例した最低限のlamportが必要です。公式ドキュメントの式は、「(アカウントの大きさ+128) × 3,480 lamports/バイト・年 × 2年」です。この残高は、アカウントを閉じると返ってくる預かり金のようなものです。

公式の式で計算した保管料の例(データ0バイトのアカウント)

式(0 + 128) × 3,480 × 2 = 890,880 lamports
SOLに直すと約0.00089 SOL
今の価格での目安約14円(2026年10月27日15時40分ごろの価格)

出典:式はSolana Docs「Accounts」。当サイトの計算例で、実際の金額はアカウントの大きさによります

なお、公式のアップグレードのページには、保管料を5段階で約90%引き下げる計画があり、「一部が有効(Partially Activated)」と載っています。目標値は1バイトあたり696 lamports(従来は6,960)です。今、どの段階まで進んでいるかは、当サイトでは確かめられていません。上の例は、従来の式による参考値です。

■ソラナの合意の仕組みは?Proof of Historyから「Alpenglow」へ

これまでのSolanaは、時間の流れを記録する「Proof of History(PoH)」と、投票で合意する「Tower BFT」を組み合わせていました。Anzaの設計資料によると、PoHは検証可能な遅延関数による時間の源で、時間の単位は「スロット」です。スロットごとに1つの「リーダー」が決まり、リーダーがブロックを作ります。Tower BFTでは、新しい票が積まれるたびに、それまでの票のロックアウト(別のフォークに投票できない期間)が倍になります。

新しい仕組みが「Alpenglow」です。Anzaの説明によると、投票とブロックの確定を担う「Votor」と、データを広げる「Rotor」で構成され、TowerBFTとPoHを置き換えます。確定までの時間は、TowerBFTの約12.8秒から、中央値で約150ミリ秒を見込む、という説明です。この数字は、計算の負荷を除いたシミュレーションにもとづく見込みです。

Solanaの公式ページは、Alpenglowを含むAgave 4.3を「2026年10月にリリース」、Alpenglowを「Live on Mainnet(本番で稼働中)」と載せています(2026年10月27日確認)。同じページには、2026年8月のAgave 4.2で、スロットの長さが400ミリ秒から200ミリ秒になったことも載っています。

この節を読むときの注意

  • △ 古い説明が残っている:日本語の解説や各社のページには、PoHとTower BFTを前提に書かれたものが多くあります。Alpenglow以後の実際の動きは、当サイトでは検証していません
  • △ 数字は見込み:約150ミリ秒は、Anzaが示したシミュレーションの中央値で、実際に測った値ではありません
  • △ 仕様書の記載が食い違う:公式ドキュメントのトランザクションのページは上限1,232バイトと書き、アップグレードのページは4,096バイトに拡大済みと載せています。当サイトは日付の新しいアップグレードのページを採用しました

出典:Solana公式 アップグレード、Anza、Anza 設計資料、Solana Docs「Transactions」

アップグレードのページには、ほかにも、バリデーターが合意に残るための「Validator Admission Ticket(VAT)」が稼働していること(最大2,000、1エポックあたり0.8 SOL)、1ブロックの上限が6,000万から1億コンピュート・ユニットになったことが載っています。

■ソラナの発行枚数は?インフレとステーキング

CoinGeckoの数字では、ソラナの総供給は約6.4億SOL、流通量は約5.9億SOLで、流通量は総供給の約92.7%です。最大供給量は、CoinGeckoに設定がありません。ビットコインのような固定の上限はなく、公式ドキュメントの説明では、インフレの率があらかじめ決められた計画で新しいSOLが出ます。

公式ドキュメントに書かれたインフレの計画

最初のインフレ率年8%
下がり方毎年、前の年の15%ずつ下がる
長期の率年1.5%で固定
当サイトの計算8% × 0.85の累乗が1.5%に届くのは、約10.3年後

出典:Solana Docs「Economics」。実際の今の率は、当サイトでは確かめていません

SOLを預けて報酬を得る仕組みが「ステーキング」です。公式ページによると、報酬は、今のインフレ率、ネットワーク全体で預けられたSOLの量、選んだバリデーターの稼働率と手数料(コミッション)で決まります。国内では、SBI VCトレードのSOLのページに、対象銘柄を口座に保有しているだけでステーキングの対象になる、という案内があります。報酬の税金は、ステーキングの税金の記事で整理しています。

■ソラナの弱みと注意点は?

ソラナを調べるときの注意点

  • △ 過去に止まった:SBI VCトレードのSOLのページは、2022年5月にトランザクションの集中でシステムが約7時間止まり、同年6月にも約4時間の一時停止があったと説明しています。その後の改善は、当サイトでは検証していません
  • △ 仕組みが大きく変わる途中:合意の仕組み、スロット、トランザクションの大きさ、保管料が2026年に次々と変わっています。古い解説をそのまま信じないようにします
  • △ 供給の上限がない:新しいSOLはインフレの計画で出続けます。預けていない人の持ち分は、時間とともに薄まります
  • △ ノードを動かす条件:バリデーターは、VATとして1エポックあたり0.8 SOLを払い、数に上限(2,000)があります。参加の条件が変わると、分散の度合いも変わります
  • △ 値動きの大きさ:この1年でビットコインより大きく下げていて、年率の値動きは約63%です
  • △ 国内の扱いは会社ごとに違う:取引所(板)で扱う会社と、販売所だけの会社があり、手数料の考え方が違います

出典:SBI VCトレード SOL、Solana公式 アップグレード、Solana Docs「Economics」、CoinGecko

■ソラナのチャートは?1年で約5割下げた

チャート:TradingView(COINBASE:SOLUSD)

ソラナ(SOL)の現在地

現在値約15,745円
24時間の騰落−0.5%
1年の騰落−47.9%
1年の高値30,204円(2025年10月28日)
1年の安値9,969円(2026年6月7日)
1年の値幅の中の位置安値から29%の所
時価総額約92,898億円
24時間の売買代金(世界の合計)約3,656億円
流通量約5.9億SOL

出典:CoinGecko(円建て・2026年10月27日15時40分ごろ取得)。1年の高値・安値は日次の値

同じ1年で、ビットコインは円建てで約27.6%下がっています。ソラナの下げはその1.7倍です。安値の2026年6月7日からは約1.6倍に戻しています。月ごとの日次の値は、次のように動きました。

月日次の値の範囲
2025年10月28日〜11月2.0〜3.0万円
2025年12月1.9〜2.2万円
2026年1月1.8〜2.3万円
2026年2月1.2〜1.6万円
2026年3月1.3〜1.5万円
2026年4月1.3〜1.4万円
2026年5月1.3〜1.5万円
2026年6月1.0〜1.3万円
2026年7月1.2〜1.3万円
2026年8月1.1〜1.7万円
2026年9月1.5〜1.9万円
2026年10月(26日まで)1.6〜1.9万円

ソラナの月別の日次の値(CoinGecko・円建て・日本時間9時ごろ。2026年10月27日15時40分ごろ取得)

こうした上下の理由は、当サイトでは確かめられていないため書いていません。

■ソラナの最高値はいくら?今の値段との距離

CoinGeckoの円建ての記録では、過去最高値は2025年1月19日の約45,840円です。今の値段は、そこから約66%低い水準で、最高値に並ぶには今の約2.9倍の値段が要ります。

■ソラナはどこで買える?国内の取扱い

GMOコインは、取引所(板)でSOLを扱っています。取引手数料はMaker −0.03%・Taker 0.09%、最小の注文数量は0.01 SOL、1回の最大注文数量は500 SOLです。販売所でも買え、販売所の取引手数料は無料で、スプレッドが実質的な手数料になります(最小注文0.005 SOL)。

コインチェックは、取引所手数料のページにSOLがあり、Maker・Takerとも0.000%です。ビットバンクは、手数料のページにSOL/JPYの板があり、手数料はMaker −0.02%・Taker 0.12%です(ページの表記は2026年2月2日時点)。

SBI VCトレードは、SOLのページで、販売所の最小購入量を0.001 SOLと案内しています。サービス概要の入出庫の表では、SOLの出庫は1回1,500 SOLまでで、マイナー手数料は同社が負担すると書かれています。

業者SOLの扱い公式
GMOコイン取引所(板)・販売所公式サイト ›
コインチェック取引所(板)公式サイト ›
ビットバンク取引所(板)公式サイト ›
SBI VCトレード販売所(ステーキングの案内あり)公式サイト ›

SOLを扱う国内の登録業者のうち、4社の扱いを掲載(2026年10月27日に各社の公式ページで確認。ビットバンクの手数料表は2026年2月2日時点の表記)。金融庁の登録業者一覧(2026年9月1日現在)には、ほかにもSOLを取扱い対象に載せる業者があります

GMOコインなら、ソラナを板で売買できます。

  • ✔ 取引所(板)の手数料は、Maker −0.03%・Taker 0.09%
  • ✔ 最小の注文数量は0.01 SOLで、自分で値段を決めて注文を出せる
  • ✔ ステラルーメンやカルダノなど、ほかの銘柄も同じ取引所(板)で扱っている

GMOコインの取扱銘柄や手数料は、公式サイトから確かめられます。

GMOコインの公式サイトを見る›

取引所(板)はアプリからも利用できます

暗号資産の取引についてのご注意

GMOコイン株式会社(暗号資産交換業者 関東財務局長 第00006号)は、金融庁・財務局に登録された暗号資産交換業者で、一般社団法人日本暗号資産等取引業協会の会員です。暗号資産は、日本円やドルなどの法定通貨ではありません。価格が大きく変動するため、取引によって損失が生じるおそれがあります。また、暗号資産は、受け取る側の同意がある場合に限り、代金の支払いに使うことができます。お取引の前に、各社の取引説明書などをお読みください。

STEP 1

扱う会社を選ぶ

上の表の会社から選び、販売所か取引所(板)か、最小の取引数量を各社の公式ページで見比べます。

STEP 2

送るときは先に確かめる

ほかの会社やウォレットへ送る予定があるときは、送り元の出庫の条件と、送り先がSOLの入金に対応しているかを、先に確かめます。送り方は出金・送金の記事にまとめています。

STEP 3

税金を考える

売買や交換で損益が出ることがあります。考え方は仮想通貨の税金の記事で整理しています。

■ソラナについてよくある質問

Q. ソラナの将来性は?

A. 公式の資料から確かめられる材料は3つです。Alpenglowなど2026年の更新が実際の処理の速さや安定につながるか、手数料や保管料の引き下げが使われ方に結びつくか、インフレ計画のもとで預ける人が増えるか、です。価格の先行きは、当サイトでは予想していません。

Q. ソラナの発行枚数は?

A. 上限は決まっていません。CoinGeckoの総供給は約6.4億SOL、流通量は約5.9億SOLです。公式ドキュメントでは、最初のインフレ率が年8%で、毎年15%ずつ下がり、長期は年1.5%とされています。

Q. ソラナの最高値はいくら?

A. CoinGeckoの円建てでは、2025年1月19日の約45,840円です。

Q. ソラナのチャートは、どこで見られますか?

A. この記事の上のほうに、米ドル建てのチャートがあります。円建ての値は、CoinGeckoや各社の画面で確かめられます。

Q. 販売所と取引所(板)では、何が違いますか?

A. 販売所は会社が示す値段で買う方法で、手数料が無料でも、買値と売値の差(スプレッド)が実質の負担になります。取引所(板)は利用者どうしで売買する方法で、自分で値段を決めて注文を出せます。

■【まとめ】ソラナは2026年の仕組みの変更を、公式のページで確かめて読む

ソラナは、アカウントとプログラムを分けた設計の上で、アプリやトークンが動くブロックチェーンです。2026年に、合意の仕組みやスロット、保管料が変わりました。値段はこの1年で約47.9%下がっているため、持つ場合は、大きく動いても暮らしに響かない額の範囲で考えるのが一案です。

ソラナを取引所(板)で扱う国内の会社のひとつです。

公式サイトを見る›

口座開設費用は無料です

暗号資産の取引についてのご注意

GMOコイン株式会社(暗号資産交換業者 関東財務局長 第00006号)は、金融庁・財務局に登録された暗号資産交換業者で、一般社団法人日本暗号資産等取引業協会の会員です。暗号資産は、日本円やドルなどの法定通貨ではありません。価格が大きく変動するため、取引によって損失が生じるおそれがあります。また、暗号資産は、受け取る側の同意がある場合に限り、代金の支払いに使うことができます。お取引の前に、各社の取引説明書などをお読みください。

※価格はCoinGecko(2026年10月27日15時40分ごろ取得)、仕組みと更新はSolanaの公式サイト・公式ドキュメントとAnzaの資料、取扱いは金融庁の資料とGMOコイン・コインチェック・ビットバンク・SBI VCトレードの公式ページによります(2026年10月27日時点)。英語の原文は当サイトが訳しました。

この記事は、公表された数字・公開データ・過去の値動きをもとに当サイトの見方をまとめたもので、特定の売買をおすすめするものではありません。見方は記事の時点のもので、相場の先行きを保証するものではありません。暗号資産は値動きが大きく、元本を割り込むおそれがあります。お取引はご自身の判断と責任で行ってください。

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この記事を書いた人

ゆうとです。仕事の合間にニュースやSNSで相場の話題を見るうちに、草コインやミームコインが気になるようになりました。ただ、値上がりの話の裏には、詐欺や上場廃止で大切なお金を失う方もいると知り、買う前に確かめたいと思っています。公式の発表や取引所のお知らせ、金融庁の登録一覧を読んで、仕組みとリスクを事実でお伝えします。運用の成績や保有している銘柄はお示しできませんが、調べたことは出典とあわせて書いています。

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