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ミームコインとは何か、国内の登録業者で扱われているのはどの銘柄か、新しいミームコインを探すときに何に気をつければよいかを、金融庁の資料・各銘柄の公式サイト・ブロックチェーンの記録で確かめてまとめました。
■ミームコインとは
ミームコインは、インターネット上で広まった画像や言い回し(ミーム)、人気のキャラクターや人物などを題材にした暗号資産です。法律上の区分ではなく、草コインと同じく俗称です。
はじまりとされるのは、2013年12月6日に公開されたドージコイン(DOGE)です。公式サイトによると、作者のBilly Markus氏とJackson Palmer氏は、暗号資産が深刻に受け止められすぎていると感じ、冗談として作ったと説明しています。
価値の裏付けが乏しいものが多い
ミームコインの多くは、特定の事業の売上や、資産の裏付けを持っていません。たとえばペペ(PEPE)の公式サイトは、本質的な価値も、金銭的な見返りの期待もないミームコインで、正式なチームやロードマップもなく、娯楽のためのものだと自ら説明しています(英語の原文を当サイトが訳しました)。
価格は、話題になっているか、買いたい人がどれだけいるかで大きく動きます。良い話題が出れば上がり、話題が冷めれば下がる、という動きになりやすいのが特徴です。
草コインとの違い
草コインは「規模が小さいアルトコイン」の俗称、ミームコインは「題材」で分けた呼び方です。DOGEのように規模が大きくなったミームコインは、草コインと呼ばれないこともあります。草コイン全体については草コインとは?アルトコインとの違いとリスクで整理しています。
■ミームコインを探すときの3つのポイント
1. 国内の登録業者の一覧で探す
金融庁の「暗号資産交換業者登録一覧」には、業者ごとに扱う暗号資産が書かれています。ティッカー(例:PEPE)で検索すれば、国内の登録業者で扱いがあるかが分かります。一覧は業者の説明にもとづくもので、金融庁が価値を保証したり推奨したりするものではない、と注記されています。
2. 公式サイトと「コントラクトアドレス」を照らし合わせる
SHIBやPEPEは、イーサリアムの上で動くトークン(ERC-20)です。イーサリアム上のトークンは誰でも作れるため、同じ名前・同じ見た目の別物が作られることがあります。本物を見分ける手がかりは、トークンごとに決まった「コントラクトアドレス」です。公式サイトや、国内の取引所が公表しているアドレスと一致しているかを確かめます。
3. 発行枚数と、誰がどれだけ持っているか
ミームコインは発行枚数がとても多いものがあります。ブロックチェーンの記録(Etherscanなど)では、発行枚数のほか、保有者の数や、上位の保有者がどれだけ持っているかを見られます。少数のアドレスに偏っている銘柄は、その持ち主が売るだけで価格が大きく動きます。
■ミームコインの注意点
話題が冷めると、買い手がいなくなる
話題で買われた銘柄は、話題が冷めると買い手が減り、売りたくても思う値段で売れなくなることがあります。国内の販売所でも、流動性が低いときは価格の差(スプレッド)が広がることがあると各社が説明しています。
有名人や出来事の名前を使ったトークン
人物や出来事の名前を使ったトークンは、関係のない人が勝手に作ることもあります。名前が同じでも、その人や団体が関わっているとは限りません。PEPEの公式サイトも、キャラクターの作者とは関係がないと明記しています。
作った人が持ち逃げする詐欺(ラグプル)
新しく作られたミームコインでは、作った人が集めたお金を持ち去る「ラグプル」が起きています。2021年のSquid Gameトークンでは、買った人が売れない作りになっていたと報じられました。手口と見分け方はラグプルとは?実際の事例と見分け方にまとめています。
編集部
■気になるミームコインを確かめる手順
金融庁の一覧で、扱う業者があるか見る
ティッカーで検索します。載っていなければ、国内の登録業者では売買できません。
公式サイトとコントラクトアドレスを確かめる
公式サイトのアドレスと、Etherscanなどの記録が一致しているかを見ます。
発行枚数・保有者・運営体制を読む
公式サイトにチームやロードマップがあるか、発行枚数はどれくらいかを確かめます。
■国内の登録業者で扱いのあるミームコインの一覧
この一覧の前提
業者数は金融庁「暗号資産交換業者登録一覧」(2026年9月1日現在)の「取り扱う暗号資産」の欄を当サイトが数えたものです。仕組み・発行枚数は、各銘柄の公式サイトとEtherscan(2026年10月3日確認)によります。
DOGE・SHIB・PEPE(3銘柄の基本)
| 銘柄 | 登場 | 仕組み | 発行枚数 | 国内 |
|---|---|---|---|---|
| ドージコイン(DOGE) | 2013年12月 | 独自のブロックチェーン(PoW) | 上限なし | 13社 |
| 柴犬コイン(SHIB) | 2020年8月ごろ | イーサリアム上のトークン | 約999.98兆枚 | 10社 |
| ペペ(PEPE) | 2023年4月ごろ | イーサリアム上のトークン | 約420.69兆枚 | 8社 |
DOGEの登場は公式サイト、SHIB・PEPEはEtherscanのコントラクト作成時期から。発行枚数はEtherscanの総供給量(SHIB・PEPE)と、国内取引所の銘柄説明(DOGE)による
銘柄ごとの詳しい仕組みとリスクは、ドージコイン、柴犬コイン(SHIB)、ペペコイン(PEPE)の各記事で取り上げています。ミームコインではありませんが、日本生まれのモナコイン(MONA)も国内の4社が扱っています。
そのほか、国内で扱いのあるミームコイン系の銘柄
| 銘柄 | 国内の業者数 | 一覧に載っている業者 |
|---|---|---|
| TRUMP オフィシャルトランプ | 4社 | ビットトレード、SBI VCトレード、オーケーコイン・ジャパン、Binance Japan |
| MEME ミームコイン | 2社 | オーケーコイン・ジャパン、Binance Japan |
| NEIRO ファースト・ネイロ・オン・イーサリアム | 1社 | Binance Japan |
| GIGGLE ギグル・ファンド | 1社 | Binance Japan |
出典:金融庁 暗号資産交換業者登録一覧(2026年9月1日現在)
TRUMPは4社、MEMEは2社、NEIROとGIGGLEは1社だけでした。扱う会社が1〜2社の銘柄は、その会社が取扱いを終えると、国内で売る場所がなくなります。取扱い終了の前例は上場廃止になったらどうなる?をご覧ください。
■確かめた結果わかった、目的別の取引所
紹介するのは、金融庁・財務局に登録された国内の業者だけです。確かめるための窓口として、公式ページの事実を並べます。
DOGE・SHIB・PEPEの3つを、板取引でも確かめたい方:コインチェック
3銘柄とも、販売所と取引所(板)の両方にあります。
- ✔ 取引所の手数料:DOGE・SHIB・PEPE・MONA:Maker 0.000%/Taker 0.000%(取引所はPCのブラウザで利用。アプリからは不可)
- ✔ 送付手数料(SHIB・PEPEはネットワーク手数料に応じて変動)を公式に公開
- ✔ 取扱いを終えた銘柄と日付を「終値一覧」で公開している
【料金・基本情報】
| 日本円の出金 | 407円 |
|---|---|
| 販売所 | 無料(手数料相当額 0.1〜5.0%。一部の銘柄は1.7%〜7.0%) |
| 暗号資産の送付 | DOGE 5 DOGE。SHIB・PEPEはネットワーク手数料に応じて変わる |
DOGE・SHIBを、送付や出金の手数料をかけずに確かめたい方:SBI VCトレード
日本円の入出金も、暗号資産の送付も無料です。
- ✔ DOGE・SHIBを扱い、銘柄ごとの説明(DOGEは発行上限がないことの注意も)を公開
- ✔ 口座開設・維持も無料と公式の手数料一覧に明記
- ✔ 取引所(板):BTC・ETH・XRPなど8銘柄だけ(DOGE・SHIBは販売所)。メイカー -0.01%/テイカー 0.05%
【料金・基本情報】
| 日本円の入出金 | 無料 |
|---|---|
| 暗号資産の入出庫 | 無料(他社から送るときの送付手数料は自己負担) |
| PEPE | VCTRADEサービスの一覧に無し |
「話題の新しいミームコインが買える場所」を、当サイトがご案内しない理由
- 話題になったばかりの銘柄の多くは、国内の登録業者では扱われていません
- 無登録で日本の利用者を勧誘する業者には、金融庁が警告を出しています
- 本物かどうか・売れるかどうかを、利用者が確かめる手段が限られます
暗号資産の取引についてのご注意
コインチェック株式会社(暗号資産交換業者 関東財務局長 第00014号)、SBI VCトレード株式会社(暗号資産交換業者 関東財務局長 第00011号)は、金融庁・財務局に登録された暗号資産交換業者で、一般社団法人日本暗号資産等取引業協会の会員です。暗号資産は、日本円やドルなどの法定通貨ではありません。価格が大きく変動するため、取引によって損失が生じるおそれがあります。また、暗号資産は、受け取る側の同意がある場合に限り、代金の支払いに使うことができます。お取引の前に、各社の取引説明書などをお読みください。
■ミームコインを買う前に、確かめておきたいこと
この5つを確かめておくと、思わぬ損を避けやすくなります
- □ 金融庁の一覧で、その銘柄を扱う国内の業者があるか
- □ 公式サイトとコントラクトアドレスが一致しているか
- □ 公式サイトに、運営チームやロードマップの説明があるか
- □ 発行枚数と、上位の保有者への偏り
- □ 失っても生活に響かない金額か
■ミームコインについてよくある質問
Q. ミームコインに価値はありますか?
A. ミームコインの多くは、事業の売上や資産の裏付けを持たず、価格は買いたい人の多さで決まります。PEPEの公式サイトは、本質的な価値も金銭的な見返りの期待もない、と自ら説明しています。
Q. 次に値上がりするミームコインの探し方はありますか?
A. 代わりに、国内の登録業者で扱いがあるか、本物か、誰がどれだけ持っているかといった、確かめられる事実の見方をご紹介しています。
Q. 国内で買えるミームコインの一覧は、どこで見られますか?
A. 金融庁の「暗号資産交換業者登録一覧」で、業者ごとに扱う暗号資産を確かめられます。この記事の一覧は、2026年9月1日現在の内容を当サイトが銘柄ごとに数えたものです。
Q. 海外でしか買えないミームコインは、どうすればよいですか?
A. 国内の登録業者では買えません。当サイトは無登録の海外業者の利用方法をご案内していません。金融庁は、無登録で日本の利用者を勧誘する業者に警告を出しています(金融庁の該当ページ)。
■【まとめ】ミームコインは、楽しさとリスクを同じ重さで
ミームコインは、ネットの流行を題材にした暗号資産で、価値の裏付けを持たないものが多くあります。国内の登録業者で扱われているのは、DOGE・SHIB・PEPEなど一部に限られます。
新しいミームコインを見かけたら、まず金融庁の一覧で国内の取扱を、次に公式サイトとコントラクトアドレスで本物かどうかを確かめてみてください。確かめられないうちは見送る、という判断も大切です。
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コインチェック株式会社(暗号資産交換業者 関東財務局長 第00014号)は、金融庁・財務局に登録された暗号資産交換業者で、一般社団法人日本暗号資産等取引業協会の会員です。暗号資産は、日本円やドルなどの法定通貨ではありません。価格が大きく変動するため、取引によって損失が生じるおそれがあります。また、暗号資産は、受け取る側の同意がある場合に限り、代金の支払いに使うことができます。お取引の前に、各社の取引説明書などをお読みください。
※記事内の情報は、2026年10月3日に金融庁、各銘柄の公式サイト、Etherscan、各社の公式サイトで確認した内容です。英語の原文は当サイトが訳しました。取扱銘柄や手数料は変わることがあります。当サイトは価格の予想や、特定の暗号資産の売買のおすすめはしていません。
