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ハードウェアウォレット「Tangem」の価格と注意点

Tangem価格と注意点

※この記事には広告が含まれます。記事内のリンクからご購入された場合、当サイトが紹介料を受け取ることがあります。紹介料の有無や額は、記事の内容に関係しません。

カード型のハードウェアウォレット「Tangem Wallet」の日本での買い方と価格、仕組み、取引所に置いたままにする場合との違い、なくしたときの扱いを、日本の販売サイトとTangem公式のヘルプセンターで確かめました(2026年10月5日確認)。

先に結論

取引所のつごうに左右されずに草コインを持っておきたい方に合う一方、カードをすべて失うと資産も失われる仕組みです。

◎ 向いている
売買は少なく、取引所の外で長く保管しておきたい方
△ 比べてから
MONAなど対応していない銘柄が中心の方・売買が多い方

公式で確かめたこと○3 △2 ×0

○価格と送料が公開されているか
2枚11,000円・3枚12,800円。クリックポストは無料、宅配便は650円(沖縄県は2,000円)
○販売元が分かるか
株式会社FORTUNE(奈良県)。Tangem公式の再販業者の一覧(日本)にも、このサイトが載っている
△返品・交換の条件
不良品以外は受け付けない。不良品は到着後7日以内の連絡
△草コインへの対応
97のネットワークに対応。ただしMONA・XYM・IOSTは一覧に見当たらない
○なくしたときの扱い
カードが1枚でも残れば使える。すべて失うと資産も失われると公式に明記

○=公式に明記/△=一部だけ・条件つき。当サイトが2026年10月5日に販売サイトとTangem公式サイトで確かめた結果で、製品の良し悪しの点数ではありません

Tangem Wallet(タンジェム ウォレット)

スマホにかざして使う、カード型のハードウェアウォレット。日本の販売サイトは株式会社FORTUNEが運営

  • ✔ 2枚セット11,000円・3枚セット12,800円(販売サイトの表示)
  • ✔ クリックポストなら送料無料。日本国内から発送と販売サイトに記載
  • ✔ 秘密鍵はカードのチップの中で作られ、外に出ない設計と公式が説明

不良品以外の返品・交換は受け付けないと、特定商取引法の表記に明記されています

暗号資産についてのご注意

Tangem Walletは暗号資産を保管するための機器で、暗号資産交換業者ではありません。ウォレットに移しても、暗号資産の価格の変動は変わらず、損失が生じるおそれがあります。カードやアクセスコードの管理は、ご自身で行うことになります。

良いところ

  • ◎ 取引所の取扱い終了や、取引所からの流出の影響を受けない形で保管できる
  • ◎ シードフレーズを書き写さず、カード2〜3枚でバックアップを作れる
  • ◎ 電池・ケーブル不要。スマホにかざすだけで送金の署名ができる

気になるところ

  • △ カードをすべて失うと、資産も失われる(シードフレーズを設定した場合を除く)
  • △ MONA・XYM・IOSTのネットワークは、公式の対応一覧に見当たらない
  • △ 不良品以外は返品・交換ができない
  • △ 日本円に換えるには、国内の取引所へ送り戻す必要がある
目次

■Tangem Walletの価格と仕様

【料金・基本情報】

日本の販売サイトtangem-wallet.net(「日本正規代理店」とサイト自身が表記)
販売業者株式会社FORTUNE(奈良県大和高田市)
価格2枚セット 11,000円/3枚セット 12,800円(税込かどうかの表記は、商品ページに見当たりませんでした)
送料クリックポスト(ポスト投函)は無料。佐川急便は650円、沖縄県は2,000円、その他の離島は実費
支払いクレジットカード(VISA・Master・AMEX)・銀行振込・代金引換(手数料1,100円)
発送日本国内から発送と記載。前払いは入金確認後、後払い・代引きは注文確認後の1〜14日以内
返品・交換不良品以外は受け付けない。不良品は商品到着後7日以内に連絡
使うものNFCに対応したスマホ(iOS 15.0以降・Android 6.0以降)と、Tangemの公式アプリ
対応ネットワーク97(公式ヘルプセンターの一覧)

2枚と3枚、どちらにするか

セット価格1枚なくしたとき
2枚11,000円
(1枚約5,500円)
残りは1枚。アクセスコードを忘れても、リセットに2枚が必要
3枚12,800円
(1枚約4,267円)
残りは2枚。アクセスコードのリセットもできる

価格は2026年10月5日の販売サイトの表示。1枚あたりは当サイトの計算(価格 ÷ 枚数)。リセットの条件は公式ヘルプセンターより

草コイン研究室 編集部

編集部

公式ヘルプセンターによると、カード同士のバックアップはウォレットを作るときに1回だけで、あとから新しいカードを同じウォレットに足すことはできません。差は1,800円なので、何枚で使うかは届く前に決めておくと迷いません。

■Tangem Walletの3つの特徴

取引所のつごうと切り離して、草コインを自分で持っておけます。

  • ✔ 秘密鍵はカードのチップで作られ、外に出ない設計(公式の説明)
  • ✔ バックアップはカード2〜3枚。書き写す12語は必須ではない
  • ✔ 取引所の取扱い終了で、日本円に換えられることがない

Tangem Walletの特徴

  1. 秘密鍵が、カードのチップの外に出ない設計
  2. シードフレーズを書き写さずに、バックアップできる
  3. 取引所のつごうに左右されずに保管できる

1. 秘密鍵が、カードのチップの外に出ない設計

公式サイトによると、カードにはSamsungと共同開発したチップが入っており、セキュリティの認証「EAL6+」を取得しています。ファームウェアはKudelski SecurityとRiscureの第三者レビューを受けたと説明しています(Tangem公式サイト・2026年10月5日確認)。また公式は、2017年の発売以来、カードがハッキングされた例はないとしています。これは同社の説明で、当サイトが独自に確かめたものではありません。

2. シードフレーズを書き写さずに、バックアップできる

多くのハードウェアウォレットは、12語や24語の「シードフレーズ」を紙に書いて保管します。Tangemは、同じ秘密鍵を2〜3枚のカードに入れることで、カードそのものをバックアップにします。シードフレーズを使う設定も選べます(バックアップの仕組み)。「12語の紙をどこに隠すか」で悩まずにすむのは、はじめての方にとって気が楽な点です。

3. 取引所のつごうに左右されずに保管できる

取引所に置いた暗号資産は、取引所の判断や事故の影響を受けます。たとえばコインチェックは、2026年2月にENJの取扱いを終えたとき、残った分を日本円に換えて口座に反映するとお知らせで説明していました(流れは上場廃止になったらどうなる?)。また2024年5月31日には、DMM Bitcoinから顧客の預かり資産4,502.9BTCが不正に流出し、関東財務局が業務改善命令を出しました(関東財務局の発表)。

取引所に置いたままTangemで自分で持つ
秘密鍵を持つのは取引所自分(カードの中)
取扱い終了のとき取引所が日本円に換えることがあるウォレットの中身は換えられない(売れる場所は減る)
取引所からの流出影響を受ける取引所の事故の影響は受けない
カードをなくしたとき—すべて失うと資産も失われる
日本円に換えるときその場で売れる国内の取引所へ送り戻して売る

当サイトの整理。取引所の例はコインチェックのお知らせと関東財務局の発表、Tangemの扱いは公式ヘルプセンターによる

2枚・3枚セットの価格と送料を、販売サイトで確かめられます。

価格と送料を確かめる›

クリックポストは送料無料。不良品以外の返品・交換は受け付けないと特商法の表記に明記

■Tangem Walletの気になる点

カードをすべて失うと、資産も失われる

公式ヘルプセンターには、すべてのデバイスを失うと資産も失われると書かれています(シードフレーズで設定していれば、別のウォレットで復元できます)。なくしたカードを止めることもできません。1枚をなくしたときは、新しいセットを買い、そちらへ資産を移す対応になります(デバイス紛失と復旧)。公式はカードを別々の場所に保管するよう勧めています。

対応していない草コインがある

公式の対応ネットワークの一覧(97)には、DogecoinやShibarium、Hedera、Chiliz EVMなどが載っていた一方、当サイトで取り上げたモナコイン(MONA)、シンボル(XYM)、IOSTのネットワークは見当たりませんでした。また、国内の取引所の側で送れない銘柄もあります。たとえばbitFlyerは、DOGEの送付・預入に対応していません(出金・送金の手数料と注意点)。

不良品以外は、返品・交換ができない

販売サイトの特定商取引法に基づく表記には、不良品を除き返品・交換はしていないと書かれています。不良品の連絡は商品到着後7日以内で、返金の場合は1回につき1,050円の事務手数料を差し引くとされています。「使い方が合わなかった」という理由では戻せない点は、買う前に知っておきたいところです。

アプリ内の買付・スワップは、別の事業者のサービス

Tangemのアプリには、暗号資産の買付・売却・スワップの機能がありますが、公式は、これらは第三者の事業者が提供するものと説明しています。日本では、暗号資産と日本円の交換を行うには金融庁への登録が必要です。当サイトでは、売買は国内の登録業者で行い、Tangemは保管に使う前提で書いています。

■Tangem Walletの口コミについて

販売サイトの商品ページのレビューは0件でした。ほかの口コミサイトの投稿は当サイトでは数えていないため、この記事では口コミの傾向は扱いません。代わりに、届いたら最初に確かめておきたいことをまとめます。

届いたら、最初に確かめておくこと

1

公式アプリで、ウォレットの作成から始まるか

はじめてのカードなのに作成を求められなければ、初期化してから使うよう公式は案内しています

2

すべてのカードでバックアップを作る

バックアップは1回だけ。セットのカードを全部つなぎます

3

少額を送って、届くか確かめる

取引所から送るときは、ネットワークとアドレスを確かめてから

■気になる点を、公式情報で確かめました

カードを盗まれたら、使われてしまうのか

公式ヘルプセンターによると、各カードはアクセスコード(4文字以上)で守られています。6回続けて間違えると、次に試せるまでの待ち時間が1秒ずつ延び、最大45秒になる仕組みです(デバイス紛失と復旧)。ただ、待ち時間には上限があるため、推測されにくいコードにしておくことが大切です。不安があるときは、残りのカードで新しいセットへ資産を移せます。

価格は、公式サイトで買うより高いのか

買う場所2枚/3枚表示の条件
日本の販売サイト11,000円
12,800円
円で表示。日本国内から発送
Tangem公式$54.90
$69.90
ドルで表示。税金・関税は含まない

2026年10月5日の各サイトの表示。公式サイトの価格は当サイトの作業環境で表示されたもので、セールの有無や国の設定で変わります

公式サイトの配送できない国・地域の一覧に日本は含まれていませんが、ドル建てで、税金・関税は別と書かれています。円で払えて国内から届くこと、日本語のマニュアルがあることに、どれだけの価値を感じるかで選び方が変わります。

日本の販売サイトの価格と送料を、確かめられます。

2枚と3枚の価格を見る›

クレジットカード・銀行振込・代引きに対応。不良品以外の返品・交換は不可

Tangemの会社がなくなったら、使えなくなるのか

公式ヘルプセンターは、送金や受け取りにTangemのサーバーは関わらず、アプリのコードはGitHubで公開されていると説明しています。アプリがストアから消えた場合も、インストール済みのアプリは動き続けるとしています(Tangemがサービスを停止した場合)。

■購入から使い始めるまでの流れと、買う前に確かめること

STEP 1

枚数を決めて注文する

販売サイトで2枚か3枚を選びます。LINE公式アカウントの友だち追加で300円引きのクーポンがあると、販売サイトのトップに書かれていました(2026年10月5日確認)。

STEP 2

公式アプリでカードを読み取る

App StoreかGoogle PlayでTangemのアプリを入れ、カードをスマホにかざします。

STEP 3

バックアップとアクセスコードを設定する

セットのカードをすべてつなぎ、アクセスコードを決めます。

STEP 4

取引所から少額を送ってみる

届いたことを確かめてから、残りを移します。

買う前に確かめておきたいこと

  • □ スマホがNFCに対応し、iOS 15.0以降・Android 6.0以降か
  • □ 持っている草コインのネットワークが、公式の対応一覧にあるか
  • □ 使っている取引所が、その銘柄の送付(出庫)に対応しているか
  • □ カードを別々の場所に保管できるか
  • □ 不良品以外は返品・交換できないこと

■Tangem Walletは、こんな方に向いています

  • 取引所の取扱い終了や事故の影響を受けない形で、長く保管しておきたい方
  • DOGE・SHIBなど、対応一覧にあるネットワークの銘柄を持っている方
  • 12語のシードフレーズを紙で管理するのに、不安がある方

取引所に置いたままのほうが合うかもしれない方

売買の回数が多い方は、取引所とウォレットの間を送るたびに手間がかかり、取引所によっては送金手数料もかかります。MONAなど対応一覧にない銘柄が中心の方や、カードの保管に自信がない方も、取引所の選び方から考えるほうが合うかもしれません。取扱銘柄や出金の条件は草コインに強い国内取引所の比較で比べられます。

■Tangem Walletについてよくある質問

Q. Tangem Walletは、日本で買えますか?

A. 株式会社FORTUNEが運営する販売サイト(tangem-wallet.net)で、円で買えます。Tangem公式サイトの再販業者の一覧の日本の欄には、このサイトとAmazonの出品者ページが載っていました(公式の再販業者のページ・2026年10月5日確認)。

Q. シードフレーズは必要ですか?

A. 必須ではありません。公式は、カードで秘密鍵を作る方法を推奨し、シードフレーズは希望する方が任意で使うものと説明しています。シードフレーズを使う場合は、それを他人に知られると資産を移されるおそれがあります。

Q. スマホをなくしたら、資産も失いますか?

A. 公式によると、スマホには秘密鍵は保存されず、別のスマホにアプリを入れてカードを読み取れば使えます。

Q. Tangemのサポートを名乗る人から連絡が来ました

A. 公式は、Tangemのサポートから先に連絡することはなく、正規の担当者がシードフレーズを求めることもないと説明しています(フィッシングの仕組み)。だまし取る手口はラグプルの記事でも取り上げています。

■【まとめ】カードを分けて保管できるかが、選ぶ分かれ目

Tangem Walletは、取引所のつごうと切り離して暗号資産を保管できるカード型のウォレットで、日本の販売サイトでは2枚11,000円・3枚12,800円です。一方で、カードをすべて失うと資産も失われ、対応していない銘柄もあり、不良品以外は返品できません。

お持ちの銘柄が対応一覧にあるか、カードを別々の場所に保管できるかを確かめたうえで、よければ販売サイトで価格と送料を見比べてみてください。

Tangem Wallet(タンジェム ウォレット)

スマホにかざして使う、カード型のハードウェアウォレット。日本の販売サイトは株式会社FORTUNEが運営

  • ✔ 2枚セット11,000円・3枚セット12,800円(販売サイトの表示)
  • ✔ クリックポストなら送料無料。日本国内から発送と販売サイトに記載
  • ✔ 秘密鍵はカードのチップの中で作られ、外に出ない設計と公式が説明

不良品以外の返品・交換は受け付けないと、特定商取引法の表記に明記されています

暗号資産についてのご注意

Tangem Walletは暗号資産を保管するための機器で、暗号資産交換業者ではありません。ウォレットに移しても、暗号資産の価格の変動は変わらず、損失が生じるおそれがあります。カードやアクセスコードの管理は、ご自身で行うことになります。

良いところ

  • ◎ 取引所の取扱い終了や、取引所からの流出の影響を受けない形で保管できる
  • ◎ シードフレーズを書き写さず、カード2〜3枚でバックアップを作れる
  • ◎ 電池・ケーブル不要。スマホにかざすだけで送金の署名ができる

気になるところ

  • △ カードをすべて失うと、資産も失われる(シードフレーズを設定した場合を除く)
  • △ MONA・XYM・IOSTのネットワークは、公式の対応一覧に見当たらない
  • △ 不良品以外は返品・交換ができない
  • △ 日本円に換えるには、国内の取引所へ送り戻す必要がある

※記事内の情報は、2026年10月5日に日本の販売サイト(tangem-wallet.net の商品ページ・特定商取引法に基づく表記・よくある質問)、Tangem公式サイトとヘルプセンター、関東財務局の発表で確認した内容です。価格や対応ネットワークは変わることがあります。「当サイトの計算」とある金額は、表示価格を枚数で割った目安です。当サイトは、特定の暗号資産の売買をおすすめするものではありません。

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この記事を書いた人

草コイン・アルトコインの世界が大好きな編集部です。夢がある一方で、詐欺やラグプルで大切なお金を失う方もいる世界です。だからこそ、公式の発表や取引所の情報、金融庁の登録一覧まで確かめて、仕組みとリスクをきちんとお伝えします。楽しく、でも慎重に。ご一緒に草コインを研究していきましょう。

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