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パレットトークン(PLT)とは何か、発行元がAptos Labsの子会社になってから何が変わったのか、国内の取引所で取扱いの終了が続いた理由と今の扱いを、発行元の開示資料と各社の公式のお知らせで確かめました(2026年10月4日確認)。
■パレットトークンとは:日本初のIEOから、アプトスへの統合まで
パレットトークンの主な出来事(発行元の開示より)
1
2021年7月
日本初のIEOとして販売
2
2021年8月
パレットチェーンのメインネットを開始
3
2024年10月
Aptos Labsが発行元を完全子会社に。PLTからAPTへの交換の詳細を発表
4
2025年
パレットコンソーシアムが解散(1月)、ステーキング報酬の排出を停止(3月末ごろ)、社名をAptos Japanに変更(6月)
発行元の定期情報開示(2026年3月31日)によると、発行元は2020年に設立され、2022年に株式会社HashPortの子会社、2024年10月にAptos Labsの完全子会社になりました。2025年6月には社名をAptos Japan株式会社に変えています。
PLTからAPTへの交換
OKJのお知らせ(2024年11月25日)によると、Palette ChainがAptos Networkへ移ることから、1 PLT=0.00339139 APTの比率で、PLTをアプトス(APT)に変換できるようになりました。たとえば10,000 PLTなら、33.9139 APTです。OKJは、変換したあとは元に戻せないと案内しています。
パレットトークンの特徴(発行元・各社の資料より)
- NFTのためのブロックチェーン「パレットチェーン」で使うために発行された
- イーサリアム上のPLT(ePLT)と、パレットチェーン上のPLT(pPLT)の2種類がある
- 発行元と関連会社が4億9,714万PLT余りを保有している(2026年2月28日時点)
■パレットトークンのリスク・注意点
■国内の取引所で、取扱いの終了が続いた
この章の出典
コインチェック・ビットトレード・OKJの公式のお知らせと公告、発行元の開示、金融庁の登録業者一覧(2026年9月1日現在)によります。
コインチェックの例:PLTの取扱い廃止
| 発表 | 2024年12月18日 |
|---|---|
| 理由 | プロジェクトの継続性などを総合的に検討した結果、安定したサービスを続けるのが難しいと判断 |
| 流れ | 2024年12月23日に外部からの受取を停止、2025年1月9日に取引所での扱いを停止、1月20日に廃止 |
| 廃止後 | 残った分は日本円に換えて口座へ。売却が難しい場合は5年間、返還の求めに応じる |
出典:コインチェック「パレットトークン(PLT)の取扱い廃止についてのお知らせ」(2024年12月18日、2025年1月20日更新)
ビットトレードの例:APTへの交換のあとに廃止
| 公告 | 2024年12月25日 |
|---|---|
| 理由 | 発行元がAptos Labsに買収され、PLTがAPTに交換されるため、扱いを続けるのが難しい |
| 流れ | 2025年1月15日に入金・送金・取引所の取引を停止、2月12日に廃止 |
| 交換 | 発行元の開示によると、2025年1月23日から2月12日の間にAPTへの交換を実施 |
出典:ビットトレード「パレットトークン(PLT)取扱い廃止のお知らせ」(2024年12月25日)
| 取引所 | PLTの扱い(確認時点) |
|---|---|
| bitFlyer | 販売所。送付手数料 40 PLT(最小送付 100 PLT)(公式) |
| OKJ | 金融庁の一覧に記載。APTへの変換は2025年3月末までと案内(お知らせ) |
| コインチェック | 2025年1月20日に終了 |
| ビットトレード | 2025年2月12日に終了 |
各社の公式ページ・お知らせ(2026年10月4日確認)
金融庁の一覧(2026年9月1日現在)で、PLTを扱う業者として載っていたのはbitFlyerとオーケーコイン・ジャパンの2社でした。OKJは2025年1月のお知らせで、PLTの扱いをやめる場合は、廃止日の30日前までに公告するとしています。
編集部
発行元の方針転換は、ほかの銘柄にもあります。ゲームの機能を終えて新しいブロックチェーンへ移った例は、ディープコインの記事にまとめています。
■PLTを持っている方が確かめたいこと
先に確かめておくこと
自分の取引所が扱いを続けているか
2025年にコインチェックとビットトレードが扱いを終えました。お知らせの欄を確かめます
ePLTとpPLTのどちらか
コインチェックは、pPLTを誤って入金すると失われると注意していました。送り方は出金・送金の記事で整理しています
APTに変換できるか
OKJは2025年3月末までの変換を案内していました。今の受付は各社のお知らせで確かめます。変換したあとは元に戻せません
取扱いが終わっても、手続きを知っていれば慌てずにすみます。
- ✔ 停止や廃止の日時が、前もって公表されていた(2社とも)
- ✔ 廃止日に残った分は、会社が日本円に換えて口座へ反映するとしていた(2社とも)
- ✔ コインチェックは、売却が難しい場合に5年間の返還に応じるとしていた
■取扱い終了のお知らせを受け取ったら
日付を確かめる
受取の停止、売買の停止、送金の停止、廃止の日時を確かめます。
売る・送る・変換する・待つを決める
送る場合は、送り先がePLTとpPLTのどちらに対応しているかを確かめます。流れは上場廃止になったらどうなる?にまとめています。
換金や交換のあとの税金を考える
会社が日本円に換えたときや、別の暗号資産に交換したときも、損益が出ることがあります。考え方は仮想通貨の税金の記事で整理しています。
■関連する用語
パレットトークンの記事に出てくる言葉
| IEO | 暗号資産の取引所が窓口になって、新しいトークンを販売すること |
|---|---|
| パレットチェーン | NFTのために作られたブロックチェーン。参加企業のコンソーシアムで運営されてきた |
| ePLT/pPLT | イーサリアム上のPLTと、パレットチェーン上のPLT。名前は同じでも送り先が違う |
| アプトス(APT) | Aptos Networkの基軸の暗号資産。PLTの交換先とされた |
■パレットトークンについてよくある質問
Q. パレットトークンはオワコンなのですか?
A. 事実としては、発行元の方針はPLTをAPTに交換することで、パレットチェーンを運営してきたコンソーシアムは2025年1月に解散しました。国内では2025年にコインチェックとビットトレードが扱いを終え、金融庁の一覧(2026年9月1日現在)で扱う業者は2社です。
Q. PLTはAPTにいくらで交換されますか?
A. OKJのお知らせでは、1 PLT=0.00339139 APTの比率でした。10,000 PLTなら33.9139 APTです。変換の受付期間や方法は会社ごとに違うため、各社のお知らせでご確認ください。
Q. コインチェックで持っていたPLTはどうなりましたか?
A. コインチェックは、2025年1月20日以降に残っていたPLTを、同社が適当と判断する時期と方法で売却し、日本円にして口座へ反映するとしていました。売却が難しい場合は、5年間(2030年1月21日まで)返還の求めに応じるとしています。
■【まとめ】PLTは「発行元の方針」と「国内の扱い」を一緒に確かめる
パレットトークンは、2021年に日本初のIEOで売り出された、NFTのためのブロックチェーンの暗号資産です。発行元は2024年にAptos Labsの子会社になり、PLTをアプトス(APT)に交換する方針が示されました。国内では、コインチェックとビットトレードが2025年に扱いを終えています。
持っている方は、取引所のお知らせ、ePLTとpPLTの違い、APTへの変換の受付の有無を先に確かめておくと安心です。
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