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時価総額とは?草コインを見るときのFDVと流通量の注意

時価総額とは?FDVと流通量

※この記事には広告が含まれます。記事内のリンクから口座開設などをされた場合、当サイトが紹介料を受け取ることがあります。紹介料の有無や額は、記事の内容や掲載の順番に関係しません。暗号資産の売買は、ご自身でご判断くださいますようお願いいたします。

時価総額とは、暗号資産の1枚あたりの価格に、市場に出回っている数量(流通量)を掛けた金額です。草コインを調べるときに、最初に目に入る数字ですが、「価格が安いから割安」と読んでしまいやすい数字でもあります。この記事では、時価総額の意味と、似た数字の完全希薄化後の時価総額(FDV)との違い、草コインを見るときの注意を、実際の銘柄の数字を並べて整理しました。数字は2026年11月4日早朝(日本時間)のCoinGeckoの値です。

先に結論をお伝えします。価格の高い安いだけでは、その暗号資産の大きさは比べられません。大きさを比べるには、時価総額を見ます。ただし、流通量と総供給量に差がある銘柄は、時価総額だけでなく、FDVも並べて見ます。

目次

■時価総額とは?計算式と意味

時価総額(マーケットキャップ)現在の価格 × 流通供給量

流通供給量は、公開市場で実際に取引できる数量の推定値です。ロック中の分や、プロジェクトの保有分は除かれます。

暗号資産の「大きさ」を比べるための数字です。買収に必要な金額とは違います

この定義は、CoinGeckoの解説に「流通供給量に現在の市場価格を掛けたもの」と書かれています。流通供給量の考え方はCoinGeckoの供給量の説明にあり、ロックされた分や財団の保有分を除いた「実際に取引できる数量の推定」とされています。

ゆうと

ゆうと

1枚の値段が0.0007円でも、数がとても多ければ、時価総額は大きくなります。反対に、1枚が数千円でも、数が少なければ小さくなります。

■価格が安い=割安ではない:数字で比べる

銘柄1枚の価格(円)流通量時価総額
ビットコイン(BTC)約1,236万円約2,011万枚約248兆円
ドージコイン(DOGE)約12円約1,565億枚約1.88兆円
柴犬コイン(SHIB)約0.00074円約589兆枚約4,343億円
ペペコイン(PEPE)約0.00078円約420兆枚約3,272億円
XDC約4.93円約199億枚約982億円
フレア(FLR)約0.96円約877億枚約843億円

出典:CoinGecko(2026年11月3日23時台UTC=日本時間11月4日朝の値・円建て)。当サイトが丸めて載せました。値は常に変わります

SHIBとPEPEは、1枚の値段が1円に満たないため、安く見えます。けれども時価総額は、XDCやFLRの3倍以上です。1枚の値段だけでは、どちらが大きいかは分かりません。

ビットコインとドージコインを時価総額で比べると

ビットコインの時価総額約248兆円
ドージコインの時価総額約1.88兆円
ビットコインはドージコインの248 ÷ 1.88 = 約132倍

出典:数字はCoinGeckoの円建ての値(2026年11月3日23時台UTC)を丸めたものです。倍率は当サイトが計算しました

■FDV(完全希薄化後の時価総額)とは?流通量との差に注意

FDV(完全希薄化後の時価総額)現在の価格 × 総供給量

総供給量は、発行済みの数量から、永久に取り除かれた(焼却された)数量を引いたものです。まだ市場に出ていない分も含みます。

時価総額との差が大きいほど、これから市場に出てくる数量が多いことを示します

FDVの定義も、CoinGeckoの解説に「総供給量に現在の市場価格を掛けたもの」とあります。流通量が総供給量の一部しかない銘柄では、これから残りが市場に出てくると、同じ価格でも、時価総額が大きく変わります。

銘柄時価総額FDVFDVは時価総額の何倍か流通量の割合(総供給量に対して)
XDC約982億円約1,875億円約1.91倍約52%
フレア(FLR)約843億円約1,027億円約1.22倍約82%
ペペコイン(PEPE)約3,272億円約3,272億円1倍100%

出典:CoinGecko(2026年11月3日23時台UTC)。倍率と割合は当サイトが計算し、丸めています。XDCとFLRの詳しい仕組みはXDCの記事とフレアの記事で整理しています

たとえばXDCは、総供給量のうち市場に出ているのは約52%です。残りが出てくる時期や量は、プロジェクトの計画によるため、この記事では予想しません。確かめたいときは、各プロジェクトの公式の資料で、発行や放出の計画をご確認ください。

時価総額を見るときに気をつけたいこと

  • △ 時価総額は、売れる金額ではない:時価総額が大きくても、実際に売ろうとすると、板に出ている注文の量で価格が動きます
  • △ 流通量は推定:CoinGeckoの流通供給量は、ロック分などを除いた「推定」です。サイトによって数字が違うことがあります
  • △ 国内で買えるかは別:時価総額が大きくても、国内の登録業者で扱っているとは限りません。扱いの有無は各社の公式ページで確かめます
  • △ 値は常に変わる:価格が動けば、時価総額も毎日変わります

出典:CoinGeckoの供給量の説明(2026年11月4日確認)

国内で扱う銘柄は国内で買える草コインの記事、草コインの基本は草コインとはの記事で整理しています。

■時価総額についてよくある質問

Q. 時価総額とは何ですか?

A. 暗号資産の1枚あたりの価格に、市場に出回っている数量(流通量)を掛けた金額です。暗号資産の大きさを比べるのに使います。

Q. 時価総額の計算式は?

A. 現在の価格 × 流通供給量です。

Q. 価格が安い草コインは、割安ですか?

A. いいえ。1枚の値段が安くても、数量が多ければ時価総額は大きくなります。大きさは時価総額で比べます。

Q. FDVとは何ですか?

A. 現在の価格 × 総供給量です。まだ市場に出ていない分も含めた大きさを示します。

Q. 時価総額が小さい草コインは危険ですか?

A. 時価総額だけでは、安全かどうかは決まりません。売りたいときに売れるか、発行や放出の計画、開発の状況などをあわせて確かめます。

■【まとめ】価格ではなく時価総額で、FDVも並べて見る

時価総額は、価格に流通量を掛けた、暗号資産の大きさを比べる数字です。流通量が総供給量の一部しかない銘柄は、FDVも並べて見ます。いずれも推定を含み、毎日変わる数字です。

STEP 1

時価総額を見る

1枚の値段ではなく、時価総額で大きさを比べます。

STEP 2

FDVとの差を見る

差が大きいほど、これから市場に出る分が多いことを示します。

STEP 3

国内で扱うか確かめる

買いたい銘柄を扱う登録業者は、各社の公式ページで確かめます。

国内で草コインを調べるときは、次の点を公式ページで確かめられます。

  • ✔ 金融庁・財務局に登録された暗号資産交換業者
  • ✔ 取扱銘柄の一覧を、公式ページで確認できる
  • ✔ 口座開設・口座維持の手数料は無料と公式に記載

取扱銘柄は、公式ページで確かめられます。

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口座開設・口座維持の手数料は無料と公式に記載

暗号資産の取引についてのご注意

SBI VCトレード株式会社(暗号資産交換業者 関東財務局長 第00011号)は、金融庁・財務局に登録された暗号資産交換業者で、一般社団法人日本暗号資産等取引業協会の会員です。暗号資産は、日本円やドルなどの法定通貨ではありません。価格が大きく変動するため、取引によって損失が生じるおそれがあります。また、暗号資産は、受け取る側の同意がある場合に限り、代金の支払いに使うことができます。お取引の前に、各社の取引説明書などをお読みください。

※数字は、CoinGeckoの円建ての値(2026年11月3日23時台UTC)と、公式の定義(2026年11月4日確認)にもとづきます。値は常に変わります。

この記事は、公表された数字・公開データ・過去の値動きをもとに当サイトの見方をまとめたもので、特定の売買をおすすめするものではありません。見方は記事の時点のもので、相場の先行きを保証するものではありません。暗号資産は値動きが大きく、元本を割り込むおそれがあります。お取引はご自身の判断と責任で行ってください。

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この記事を書いた人

ゆうとです。仕事の合間にニュースやSNSで相場の話題を見るうちに、草コインやミームコインが気になるようになりました。ただ、値上がりの話の裏には、詐欺や上場廃止で大切なお金を失う方もいると知り、買う前に確かめたいと思っています。公式の発表や取引所のお知らせ、金融庁の登録一覧を読んで、仕組みとリスクを事実でお伝えします。運用の成績や保有している銘柄はお示しできませんが、調べたことは出典とあわせて書いています。

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