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ジャスミー(JMY/JASMY)は、東京のジャスミー株式会社の事業と結びついて語られる暗号資産で、この1年で価格が半分以下になりました。当サイトは、12か月後のジャスミーは0.6〜1.0円の範囲で上下している可能性が高いと見ています。国内では、BITPOINTが10月7日16時に購入の受付を終え、10月28日に取扱いを廃止する予定です。
チャート:TradingView(COINBASE:JASMYUSD)
■ジャスミーの価格の現在地(2026年10月5日)
1年前の高値から見ると、今の値段は値幅の下のほうにあります。同じ1年で、ビットコインは円建てで約25%下がっています。ジャスミーの下げはその2.2倍で、相場全体の下げより大きく売られた銘柄です。
■当サイトの12か月の見通し
| シナリオ | 12か月後 | 前提 |
|---|---|---|
| 弱気 | 0.4〜0.55円 | 8月・9月の安値を割り込み、国内の買い場が減ったまま相場全体も下がる |
| 基本 | 0.6〜1.0円 | 新しい材料が少なく、この半年と同じ範囲で上下する |
| 強気 | 1.2〜1.5円 | 相場全体が上向き、JASMYトークンの使い道が発行元から具体的に示される |
ジャスミーの12か月後の見通し(当サイト・2026年10月5日時点)
暗号資産には株のような目標株価や利益の予想が無いため、基本と強気の数字は、過去1年に実際についた値段の節目に置きました。過去1年の値動きの大きさは年率でおよそ108%あり、統計の幅をそのまま使うと広すぎて目安にならないためです。弱気は計算で、1年の安値を割ったあと、1年の下げの半分のペース(−28.1%)がそこから続いた場合として、0.557円×(1−0.281)≒0.40円を下の端に置いています。
基本:供給の重しは軽いが、上に引っぱる材料も見えない
ジャスミーは、発行上限の98.9%がすでに出回っています。これから大量に新しく出てきて値段を押し下げる心配は、ほかの新しい草コインより小さいと考えます。一方で、発行元の最近のお知らせ(分散GPUレンダリング「Smart Render」の連携、AppBankとの基本合意書)には、JASMYトークンがどう使われるかが書かれていません。会社のニュースが出ても、トークンを買う理由に直結しにくい状態です。
値動きを見ると、8月と9月の2回、0.56円前後で下げ止まっています。この半年の高値は5月の1.17円で、その間を行き来している、というのが基本の見方です。
弱気:国内で買える場所が3社から2社へ
BITPOINTのサービスは、年末ごろにSBI VCトレードのVCTRADEサービスへ移る予定で(SBI VCトレードの特設ページ)、VCTRADEの取扱い銘柄にジャスミーはありません。国内で円で買える場所が減るのは、新しい買い手が入りにくくなる方向の変化です。BITPOINTが廃止を発表した9月4日から2週間ほどで、価格はおよそ4分の1下がりました。ほかの要因も重なっていて、下げの理由をこの発表だけに絞ることはできませんが、もう一段の売りが出る可能性は残ります。
強気:材料は「トークンの使い道」が示されること
9か月前の2026年1月には、1.51円をつけています。相場全体が上向き、そのうえで発行元がJASMYトークンを自社のサービスでどう使うかを具体的に示せば、この水準に戻る道はあると見ています。ただ、今の時点ではその発表は出ていないため、強気は条件が2つそろったときの姿です。
当サイトの判断
ジャスミーは、上にも下にも大きく抜けにくく、12か月は今の範囲での上下が続く可能性が高いと見ています。持つなら、値動きの大きさを前提に、なくなっても困らない金額にとどめるのが現実的です。
- 発行上限のほぼ全部が出回っていて、新しい供給による売りは小さい
- トークンの使い道が発行元から示されておらず、会社の事業の発表が買いにつながりにくい
- 国内の取扱いが減る一方、ビットトレードとBinance Japanでは売買が続く
この見方が外れるのは、0.56円前後の安値を終値で割り込んだとき(弱気へ)か、発行元がトークンの具体的な使い道を公表したとき(強気へ)です。
■予想が外れる条件(リスク)
■ジャスミーとはどんな銘柄か
ジャスミー株式会社の公式サイトでは、個人データを自分で管理する「Personal Data Locker」や、クラウド型のパソコンセキュリティ「Jasmy Secure PC」が紹介されています。8月31日にはパナソニック アドバンストテクノロジーなどとの連携、9月28日にはAppBank株式会社との基本合意書(本契約の前に協業の方向を確かめあう文書)が発表されました。どちらも会社の事業の話で、トークンが関わるかは書かれていません。
編集部
■国内でジャスミーを買える場所
金融庁の登録業者一覧(2026年9月1日現在)でジャスミーを扱う業者は、ビットトレード、SBI VCトレード(BITPOINTサービス)、Binance Japanの3社です。このうちBITPOINTサービスは取扱いを終える予定で、BITPOINTのお知らせも、ほかに扱う業者としてビットトレードとBinance Japanを挙げています。
| 業者 | ジャスミーの扱い |
|---|---|
| ビットトレード | 取扱い中 |
| Binance Japan | 取扱い中(表記はJASMY) |
| SBI VCトレード(BITPOINTサービス) | 取扱いを廃止する予定(日程は下の表) |
国内の登録業者の扱い(2026年10月5日時点)
BITPOINTの予定:ジャスミーの取扱い廃止
| 発表 | 2026年9月4日(JMYを含む6銘柄) |
|---|---|
| 10月7日16時(予定) | 購入と入金の受付を終了。このあとに入金アドレスへ送っても反映されない |
| 10月28日13時(予定) | 売却と出金の受付を終了し、取扱いを廃止 |
| 廃止のあと | 残った分は、11月中を目処に市場価格で売却し、日本円で口座へ付与する予定 |
出典:BITPOINT「OSHI・JMY・DEP・BNB・PEPE・TRUMPの取扱廃止のお知らせ」(2026年9月4日)
BITPOINTで持っている方も、手放し方は選べます。
- ✔ 廃止の期限までは、BITPOINTで売却も出金もできる予定
- ✔ ジャスミーを扱うほかの国内業者へ送って、持ち続ける道がある
- ✔ 何もしなかった分も、日本円になって口座に戻る予定
期限を控える
上の表の2つの期限(購入・入金の終了と、売却・出金の終了)を手元にメモします。
売る・送る・待つを決める
持ち続けたいなら、送り先の業者がJMYの入金に対応しているか、どのネットワークで受け付けるかを送る前に確かめます。送り方は出金・送金の記事、全体の流れは上場廃止になったらどうなる?にまとめています。
税金を考える
日本円に換えたときや、会社が売却して付与したときも、損益が出ることがあります。考え方は仮想通貨の税金の記事で整理しています。
■ジャスミーについてよくある質問
Q. BITPOINTがジャスミーの取扱いをやめるのは、なぜですか?
A. BITPOINTのお知らせでは、「今後のサービス提供方針を総合的に検討した結果」と説明されています。ジャスミーだけの理由や、銘柄ごとの理由は書かれていません。同じ日に、ペペコインやトランプコインなど、ほかの5銘柄の廃止も発表されています。
Q. ジャスミーを今から買うのは、ありですか?
A. 見通しは上の表のとおりで、売買を決めるのは読者の方ご自身です。持つかどうかを考えるときは、安値を割り込む場面でも持ち続けられる金額かどうかを先に確かめておくと、慌てずに済みます。
Q. BITPOINTのつみたてでジャスミーを買っています。どうなりますか?
A. BITPOINTのお知らせによると、つみたては購入の受付が終わるのと同じ日時に終了する予定です。BITPOINT PROでの取扱いも、同じ日時に終わります。それまでにつみたてで買った分は、ほかの保有分と同じく、廃止の期限までに売る・送る・日本円での付与を待つのいずれかになります。
■【まとめ】ジャスミーは「使い道の発表」と「安値」を見ておく
ジャスミーは、新しい供給の重しは軽い一方で、トークンを買う理由になる材料がまだ出ていない銘柄です。次に見るのは、発行元がトークンの使い道を示すかどうかと、1年の安値を割り込まないかの2点です。
BITPOINTで持っている方は、廃止の期限までに、売るか、ほかの国内業者へ送るか、日本円での付与を待つかを決めておくと落ち着いて動けます。
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この記事は、公表された数字・公開データ・市場予想をもとに当サイトの見方をまとめたもので、特定の売買をおすすめするものではありません。見方は記事の時点のもので、相場の先行きを保証するものではありません。暗号資産は値動きが大きく、元本を割り込むおそれがあります。お取引はご自身の判断と責任で行ってください。
